2008/07/02 Wed

あの星を盗み出せたら


七月になって、うちの地域で燃えるゴミの袋が有料になった二年前を思い出した。あれからは一度も資源ゴミは出してないよ。それはともかく、そろそろ梅雨も明けるだろうし、星の話をしたい。小学生の時、好きなものは星だった。家にあった、子供向けの天体や星の本を何度も読んだ。季節の主な星座の、たとえばアンドロメダやメデューサ、オリオンや双子のギリシャ神話の漫画が載っててね、大好きだったなぁ。もうほとんど忘れて今じゃどれが何座かもわかんないけど、星と惑星の見分け方すら忘れたんだけど、時々バルコニーで星を見上げるとあの時の純粋な気持ちに戻れて懐かしい。流星群もあるし空気も澄んでるしオリオン座とかシリウスとか分かりやすいのも多いから星といえば冬って感じがして、星への情熱は薄れた今でも何となく外へ出たくなっちゃうのは圧倒的に冬なんだけど、夏は夏で違う楽しみがある事に気がついた今日この頃。三日くらい前に何となく外に出て空を見上げて、最初はちっとも見えないし見えてもひとつひとつがバラバラで繋がらない、曇ってないけど澄んでないしあんまり面白くないなって思ったけど、十分くらい見上げてると目が慣れて見える星の数がどんどん増えていった。それが楽しかった。遠い星が一個ずつ正体を現して自分のものになっていくみたいだった。誰かが決めた約束を無視して見える限りの星を勝手に繋ぐ。ずっと見上げていたかったけど、首が痛いし見たいテレビが始まりそうだったからぼちぼち家に引っ込んだ。昔は何時間でも好きなだけバルコニーにいたなぁ。こっそり泣いたり歌ったり見下ろしたり見上げたり。別に好きな場所って訳でもなくて普段は何の魅力もないのに、なぜかある時無性に行きたくなっちゃう。押入れとかそうだよね。高校生になって昔みたいに押入れの上の段で昼寝しようとしたら「重くて壊れるからやめなさい」と言われたのはいい思い出。まぁそれは心の中にしまっておくとして、夏でも冬でも、数が多くても少なくても、都会でも田舎でも、星は良いもんだっていうのは昔から変わらない私の中の真理です。基本的に夜はすきだなぁ。夜の空気が好き。冬には痛すぎるくらい感じるのに、夏になると夜のあの何とも言えない感情を忘れてしまいがちなのはどうしてだろうね。冬の日が暮れた後に帰り道を歩いてて、ウォークマンからPlease Mr.Lostmanが流れてきたりなんかしたらもうそのまま廃墟とか行って野宿したくなるよね。イントロだけで三日は行けるね、野宿。あの気持ちを何て言うんだろう。あの気持ちに名前さえあれば、冬の夜に星を見上げても鬱っぽくならずに済むかもしれない。何だろな。冬症候群?冬将軍?芋焼酎?芋なんとか係長?…まぁいいよ。冬になったらきっと分かるはず。とりあえず保留だ。今はとにかく、あっつい。冬の話とか冬にすればいい。夏は暑い。これも私の中の真理。夏の鬱は夏バテと呼ぶのかな。対処法がはっきりしててよろしいじゃない。暑いのはどうしようもないけどね。流れ星にはなかなか出逢えないけれど、動かない星にも常に願ってるよ。温暖化がどうにか良い感じになりますように。

posted by あいだ at 23:12 | Comment(0) | 雑記