2008/11/30 Sun

自分を否定する自分を正しいと思えない、と否定する


無駄な電灯点けやがって頭おかしいんじゃないのって思いながら歩く私の方がおかしいような気がしてしまう、…そんな季節になりました。

いや落ち着いて。別に「どいつもこいつも浮かれやがってそれに比べて私は」と自虐的になってるわけじゃないんだよ。私がおかしいんじゃない。だって十二月だろうが八月だろうが夜の暗さは変わらないのに、十一・十二月だけあんな必要以上にチカチカさせる事ないじゃない。まぁ冬って日が暮れるの早いし危ないから、街灯強化月間とかならわかるよ。でもなんで屋根や木の上なんか光らせるかね。まぁ子供のいる家庭で、点々とカラフルな電球のついたコードをツリーに巻き付けるようなホームセンターな感じのは許すよ。子供が喜ぶならいいよ。クリスマスなんて行事は子供のもんだから。だけどでかい木の、葉っぱ一枚一枚が電球になってるみたいなのとか、床一面が光ってたりすんのは何なのよ。銀河みたいで綺麗ですねなんてばかじゃない。ビッカビカ光ってりゃ綺麗ってもんじゃないんだよ。近頃の日本人の美意識はどうかしてるわ。いいですか。有名な話ですけど彼の利休さんはね、庭に見事に咲き誇った朝顔を豊臣秀吉が見に来るっていうのに、前日にその庭の朝顔を全部抜き取っちゃったのよ。豊臣秀吉が来て、あれ?無いじゃんって怒るわけね。で、プンプンしながら茶室に入ってみると、床の間にたった一輪だけ朝顔が活けられてて、その美しさにすっかり機嫌を良くしてしまうのですよ。これですよ。この美意識こそ日本的・和敬清寂・燻し銀じゃないの。私だってそんな極めてない半端者だから思いやりとか清らかさとかそういうのはないけどさ。静けさや虚しさの中に咲く一輪の花、暗闇の中にある針の穴の光、夜空の星。星。夜を彩るのは星だけで十分だ。そう思わないか?たった一つの星を見るために街中の電灯を全て握り潰しても構わないと私は思うよ。手の届かない星に人間の高さの灯りが敵うわけない。…まぁね、でもね、どんなに夜の街が灯りで埋め尽くされようが遥か彼方の星には何一つ影響がないわけで、星が見えにくくなるから街灯死ねって思うのは結局、私のエゴですね。星が見たいなら地面を歩いて街灯のない所に行けばいいんだから。最善を尽くさずに、文句ばかり言って、私の方がおかしいんじゃないの。

つまり何が言いたいかっていうと、浮かれてんじゃないよって事です。
posted by あいだ at 22:55 | Comment(0) | 日常

2008/11/27 Thu

生活改善、肉体改造、合格発表


三年になって移動教室が増えた・休み時間ごとに食べるようになったので、お弁当の他に塩おにぎりをひとつ持っていくようになったのですが。移動教室でも持っていってチョイと食べられて、お弁当を広げる時間が節約できるし、七時間目まであってもお腹減りにくいし、何より昼休みに今日は何かなぁって初めてお弁当を広げるという楽しみが復活して、メリットはたくさんあるんだけど、体重が増えました。やればできる、という言葉があるように、食べれば太るのは当然のことなんだなぁと今更ながら思い知らされたのです。これ以上増えるともうどうでもよくなっちゃいそうなのでおにぎり作戦は週二回まで。

三年になって初めてオールというものをやりました。推薦決まってからやるとは思わなかったけど、「日付変わって自分を追い込んだ方が集中できるから」って何でも後回しにする癖は以前からなので、今までの夜中に始めても朝になる前に適当にやめられる試験勉強が、夜中に始めて朝になっても終わらない小論文に変わっただけなんですね。おかげで11月は毎日のように睡眠不足で、それが終わった反動で三連休は限界なんてこんなもんじゃねぇって勢いで昼も夜も眠り眠り眠り潰して体が腐りかけて、体内時計が狂ってしまいました。どうやら彼女は二〜四時を起床時間だと思っているらしいです。まぁ早く起きる分には二度寝すれば済むし、むしろ寝起きがスッキリしてて良いのよ。そしてギリギリだった朝の電車も一本、二本と早いのに乗るようになって、授業中の居眠りもなくなったし(これは席替えのせいでもある)、なんだかお腹の持ちも良くなった気がする。体内時計が狂ってなぜか逆に規則正しく良いことばかり、ってことは今までがアレだったんですかね。というか、寝るだけ寝たら長年の憑き物が取れたみたい。なんだかんだでしっかり食事もしてるし体育がサッカーになってからは犬のように走り回ってる、それで睡眠時間もちゃんと取ったら完璧に理想的な生活じゃないですか。完璧凡人。早寝早起き、時間厳守、便秘解消。よろこばしいことです。

こんな日が長く続かないことはわかってます。終わりが近付いてることに気付いているのはきっと私だけじゃない。
posted by あいだ at 23:00 | Comment(0) | 学校

2008/11/22 Sat

しぼう



女の子をナンパして一緒に食事した。受験番号が隣で、面接が一緒のグループだったんだけど、東北の子で訛りがすごく可愛かった。一方私は面接で変なこと言うしグダグダと歩き回らせちゃったし、変な子だと思われたに違いない。まぁいいか。やっぱり女子が多くて和やかな子が多かった。一番心配だったお腹も、目立つような音は立てずに終わってよかった。とにかくよかった。なんかもういいやもういいです。今とても穏やかな気持ちです。さようなら。
posted by あいだ at 13:36 | Comment(0) | 日常

2008/11/21 Fri

An atheist wishes on a star.


国際宇宙ステーションを見た。放課後五時まで残って、職員室で授業の質問をしてる友達の横でぼーっとしてたら、化学の先生が職員用に配ってたプリントをくれた。二十分後に国際宇宙ステーションが夜空を通過するのが見えるよっていう内容だった。時間になったら先生達が一斉に職員室から出てきて、二階の狭いベランダみたいなとこがギュウギュウになり、ここじゃ見えねぇって小走りで駐輪場に降りていったから私らもついて行った。いい大人がみんな空を見上げてはしゃいでた。なんか微笑ましいですね。こんな何気ないことですら美しい思い出になってしまうのは冬の夜の魔法です。

けっこう長い間見れる上に人工物だけど、日本のきぼうに、まるで流れ星のように祈りを唱えた……かったのに、いろいろ気分が上昇してしまって何も思い付かなかった。星に願うような大それた欲望はない。

posted by あいだ at 08:25 | Comment(0) | 学校

2008/11/20 Thu

ほめる


一週間くらい前に席替えしたら、Nちゃんの隣になった。なったというか、一般受験の人はなるべく後ろの席にっていう学級委員の計らいで推薦組は前列で自由あとはくじ引きの方式、Nちゃんは一般なんだけど自主的に前の席(ストーブ最寄り)を希望したので、くじは引かないで隣同士にさせてもらった。ストーブからは少し離れた真ん中の三列目。周りに仲良い子が集まったこともあり、とにかく毎日の毎時間がほんと楽しい。Nちゃんはとっても好奇心旺盛で、気になったらすぐ辞書を引く癖がある。つい最近もケロッグのパッケージに昔ゾウのキャラクターいなかった?という話になってそれを電子辞書で調べようとしていた。私も辞書が大好きなので、二人でよく辞書遊びをして休み時間を過ごしています。授業の納得いかなかったところや、日常のどうでもいい疑問についてNちゃんと語り合うのは本当に面白い。そういう風に何でも疑ってかかる姿勢をもっていて物事を自分の納得いくまで見極めようとする、くだらない流行りに容易く流されない(でも決して世間知らずではない)とこがいいですね。やたら可愛いを連呼したり、思ってもないようなお世辞を言ったりしない。心は広いけど自分の許容範囲をしっかり決めていて、交通違反に厳しいところにも好感をもてる。そして何より最高にお茶目な子なのです。そんなNちゃんは矢島美容室をかなり高く評価しており、その影響で私もすっかりハマってしまった。四六時中あの歌が頭から離れない。夜中に部屋に閉じ籠り、携帯で動画を見ながら振り付けを覚えようとする始末。ママの美声と、ナオミの異常な可愛さと、ストロベリーのシュールさがいいよね。ナオミはほんと番組見るまで誰だかわかんなかった。危うく恋するところだった。


posted by あいだ at 22:22 | Comment(0) | 学校

2008/11/19 Wed

難しいスパイスなんかいらないからコクをちょうだい



母が昨夜ビリージョエルのライブに行って、その様子をやるというので今朝はめざましテレビがついてた。めざましの占いは六位以下はなんか何やってもダメダメですよみたいに言われてへこむのでなるべく聞かないようにしてるんだけど、今日はまぁたまたま四位くらいで、欲しい物が見つかるとかレコード屋に行くといいよみたいなことを言ってるのが聞こえた。ラッキーなことに五時間授業のうえ補講がなくなり早く帰れたので、ジャスコを徘徊してみる。でついでにタワレコに寄ったらTHE PREDATOSのコーナーができててHunting!!!!が置いてあった。買ってしまった。占いって怖い。ついでにくすんだピンク色のマフラーを買った。昔はわざとピンクを避けるような子だったのに、知らぬ間に身の回りがピンク色に染まっていく。ジェンダーって怖い。

書きたいことは山ほどあるのだけど今はそれどころじゃない。というか、なんだね、あのココアは。期待外れにも程があるだろう。学校の自販機に置くならもっと甘く甘くしておくれよ。我が家のココアの方が二百倍甘いわ。子供に大人の社会の苦さなんか押し付けないでよね。どうせいつか味わうんだからもっと甘やかして。
posted by あいだ at 22:27 | Comment(0) | 日常

2008/11/17 Mon

なくさないのって難しい


日曜日の夕方、友達に誕生日プレゼントを渡しに行った。うちから徒歩十分、小学生の頃はよく家にお邪魔して遊んだし、中学生の頃は通学路だったから部活帰りにあのマンションの玄関で一時間くらい話し込むのが日常だった。高校生になってからはほとんど足を運んでない。九月にアド変のお知らせが来たけど、彼女との一斉送信じゃないメールのやり取りは去年の夏が最後だった。しかも喧嘩して、私から返信をやめたのが最後。それで気まずくなって、ずっと連絡もなく、たまに姿を見てもお互い無視していた。初めて同じクラスになった小学三年生から、時々ぶつかることはあったけど、そんなのは二日も続かないくらい許し合える仲だったのに、一年以上もすれ違ったままだった。喧嘩の原因はなんとなくでしか思い出せない。あれから変わったねとか卑屈になりすぎだとか、そんな内容のメールだった気がするけど、もう残ってないし残っていた時も読み返すのが嫌だったから忘れてしまった。ただ彼女のいない世界を過ごす。最初の数ヶ月は意地を張っていた。半年も経つ頃にはすっかり忘れて高校生活を楽しんだ。今年の夏を過ぎると、時々思い出して後悔するようになった。そして彼女の誕生日になり。後悔ばかりしている。ごめんなさい。いろんな人と出会って大好きな友達はたくさんできたけど、君のような人はどこにもいない。あの日々は君がいたから思い出に残った。このまま大人になってはいけない。まだ君との思い出を終わらせたくない。…というような恥ずかしい内容を真面目に、くまちゃんのポストカードに書いてプレゼントと一緒に渡した。渡しに行ったんだけど、予備校で帰りが遅いというので、渡してくださいと言っておばさんに預けた。手渡しが一番なんだろうけど、誕生日のうちに開けてほしいし、直接会っても私はアドリブだと何を言うかわからないし、久しぶりすぎてどう話していいかもわからなかったから。犬は元気そうだった。おばさんとちょっと話をして、その日は結局彼女に会わずに帰った。帰ってからいろいろ不安になってメールもしてみた。二行くらいの無難なお祝いメール。返事は来なかった。

ここまでが彼女と先週の日曜日の話。それから返事は来なくて、私は、あぁこれ完全に滑ったなと思った。一人だけ空回り。何言っちゃってんの?とか思われただろうか。とにかくヘコんだ。もうずっとこのままで大人になって、次に会った時は他人みたいになっちゃうのかな。正直きついというか悲しい。

一週間が経った昨日、日曜日。朝布団でもぞもぞしてるとクリスマスプレゼントよと言って紙袋を渡される。見るとあの子からだった。チョコと、チロルと、ショコラと、手紙だった。朝から泣かされた。返信がなかったのは携帯が壊れたからだったらしい。もうとっくに許し合ってたのに、もったいないことをしたよね。あの時から意地を張り続けたことがこの世で一番もったいないことだった。もったいないのは、よくないですね。

posted by あいだ at 13:51 | Comment(0) | 友人

2008/11/14 Fri

鳥の数が半端ない


また通学路シリーズ。今度はおでんの大根とズボンが歩道に落ちていた。学校からの五十メートル程で、おでんとズボンの距離は二十歩程度。発見したのはどちらも月曜の朝、ズボンは金曜の朝には姿を消し、大根は日に日に乾燥し硬くなりながらその身を削られ、最後に見た時は半分以下の大きさになっていた。しかし大根の周りに散らばった竹串たちはほとんどそのまま残っていた。大根一つに対して五・六本の竹串。中にはアメリカンドッグなんかによく見られる持ち手がついてるタイプの竹串もある。何かがおかしい。畑に焼かれたミカンが散乱していた時も、魚が点々と打ち上げられていた時も。全く小さな出来事で気にも掛けなかったがここ最近はよくザリガニのバラバラ死骸が落ちている。これは時々小学生が用水路に集まって遊んでいるのを見ればなんとなく察しがつくけれど、おでんの大根一つと竹串数本を自然な形で落とす無理のないシチュエーションをいくつ考えられるだろう。ズボンの方はさらに不可解であり、あまり若者らしくない茶色い地味なベルト付きで、丈は私が穿いても足りないんじゃないかってくらい短く、そして明らかに学生服だった。色からしてうちの学校のものではない。制服を落っことして気付かないわけがないのに、なぜ四日以上も放置されていたのか。私たちは登下校の度に、このズボンが田圃側のガードレールに引っ掛かるに至った経緯を考えた。中でも私は、月曜に一緒に登校したMっきーがズボンを発見するなりすぐに提唱した「陸上部の男子が急に走り出したくなって脱いだのではないか。彼はズボンの下に常に短パンを穿いていた。上半身はその短パンが隠れる長さのワイシャツを着ていたに違いない」という意見に心を打たれた。以前「朝から皮膚科に行列ができている理由」や「新任の体育教師が準備体操をしない理由」について語った時もだが、Mっきーの妄想はいつも斬新で夢がある。一方Nちゃんは「何かしらの部活動に所属している男子生徒がジャージのまま帰った。自転車のカゴに制服を突っ込んだまま走り、何かの拍子に落としてしまったのがこのズボンである」と理性的な意見を述べたが、彼女の一番最初の考察は「歩いてたら脱げたんじゃない?家についてからアレ?ってなったとか」だった。しかしもし落とし主がこの道を通学路として使っているなら尚更気付かないはずがない。このズボンが平日に放置され続ける理由は何だろう。それについてNちゃんは「今更取るのも恥ずかしいし」と述べていた。私はというと、これが体育の時間にズボンを盗むというイジメによるものではないかという、現実的ではあるが出来れば信じたくないようなネガティブな思考をどうしても振り払うことが出来ず、埃被ったズボンを見る度に複雑なきもちになっていた。とにかく、おでんの大根であれ制服のズボンであれ、その不自然な状況から意味もなく落ちているものだとは考えにくい。ある特別なメッセージを伝えるために意図的に置かれているに違いない。私たちはそれを解明することによって、未知の文明との接触のための大きな手がかりを得ることができるはずであるからして、夏の終わりと同時に学校の自販機から消えた私たちのアイドル「アイスココア」が今日「ホットココア」に姿を変えて帰ってきたことは未確認生物から私たちへの友好的な意思表示なのだ。冬の訪れを感じました。


posted by あいだ at 22:22 | Comment(0) | 学校

2008/11/12 Wed

松茸と読書の秋


お松茸をいただいた。月曜日は松茸炊き込みご飯。次の日、松茸鍋と松茸茶碗蒸し。モロッコ産らしいけど国産を食べた記憶がないので、モロッコ産の質がどうであろうとそんなこと気にしない。これが松茸ですと出された物に対して何の不満もない。味ももちろん美味しいけど、何と言っても匂いが最高でした。母は炊飯器を開けた途端、松茸風味のお吸い物(インスタント)の匂いがする!と感激していた。そりゃ本物だもの。

H・P・ラヴクラフトの「インスマスを覆う影」読み終わったよ。実はこれだいぶ前に日本でドラマ化されたやつを見たことがあって、それがもういろいろ面白かったので、これ目当てで全集に手を出したのです。あと小林泰三の小説に度々出てくるクトゥルフ神話が前から気になっていたので。最初はそれと知らずに読んでいたけど「C市」っていう短編がたまらん。で、インスマスですが、もういろいろたまらん。廃れた港町って時点でムラムラしますね。ダゴン秘密教団とかいいよね。イア!イア!

残りの短編は朝の電車で読んでます。ちょうど十分読書。爽やかさとは程遠い朝の過ごし方。朝日がまぶしいです。

posted by あいだ at 22:22 | Comment(0) | 食べる

2008/11/09 Sun

今から家に行って渡して祝って謝ってきます



今日の予定
 友達の段審査(三段)の応援に行く。

結果
 場所が全然違うことが判明。三年前私が段審査(二段)を受けた(落ちた)体育館はアスベスト工事中だった。バスに乗ろうとして運転手に聞いた。


今日の予定(変更)
 せっかく片道150円の場所(ちょっと都会)に来たのでオシャレなお店でマトモな服を買う。

結果
 散々歩き回って財布を開けたのは書店のみ。女の店員にビビりまくった。大丈夫か、この子。


今日の予定(変更)(変更)
 せっかく外に出たんだし、地元に戻ってきちゃったけどとりあえずマトモな服を買う。

結果
 今日が友達の誕生日であることを思い出し、いろいろ買ったら残金が1000円になった。


本日買った物
 自分用…『ラヴクラフト全集第一巻』、『AΩ』(小林泰三)
 友達用…アルマジロの絵のイカした鞄、ぬいぐるみ、ポストカード、お菓子三つ、それが全部入る紙袋


これで今月も残り1000円で暮らさなきゃならなくなったよ。服や鞄なんて買えやしない。ばかだね。でもあの子のためなら、全然、惜しくなんかないんだ。
posted by あいだ at 15:38 | Comment(0) | 日常

2008/11/07 Fri

眠すぎてもう何するかわからん


また徹夜。夕方一時間寝たけど、それからずっと小論文書いてたら一睡も出来なかった。目覚ましのアラームとともに書き終わった。遅筆にも程があるんだぜ。寝てないんだから寝癖なんかつくはずないけどとりあえず髪を濡らす。雨だから体育のサッカーは卓球になるだろうな。サッカーやりたかったなぁ。死ぬかもしれないけど。

前にも書いたけど両親がブログにはまっている。普段から山かブログの話題ばかりしてる。とくに父はHTML&CSSの本を買い、毎日ランキングを気にして今日は何位だったと楽しそうに報告する。私もたまに読んでるんだけど、父の書く文章はいつもの短いメールのとは違って若々しくイキイキとしていて、母の書く文章は、いつものメールのテンションと同じだけど、詩のように短く文学的だった。知っている人の日記を読むのって違和感あるよね。良くも悪くも。学校から帰ったら母にブログの更新はどうやるのかを聞かれて、よくわかんないけどこうじゃないかな?というノリで教えておいた。無事に更新を終えた母は、実家に電話して、おばあちゃんからブログのネタとして過去のエピソードを熱心に聞いていた。ブログとかの話題を普通にしてるだけで新鮮なのに、あー普通のブロガーってこういうものなのかなぁと思った。私にはそういう熱意みたいなのがないなと。ブログのネタなんてネットで探すよ。アルマジロの飼育方法とか調べるもの。わざわざ電話しようなんて思わない。やっぱり親は偉大ですね。それはともかくアルマジロを枕にして眠りたい。今すぐ眠りたい。欲をいえばふかふかの布団で眠りたい。
posted by あいだ at 07:59 | Comment(0) | 日常

2008/11/02 Sun

私の知らない昔のガールフレンドなぜか朝焼けに気になって眠れない



三洋電機に密かに憧れている。古女房A5518SAからの機種変更を躊躇っていた私は、三洋が携帯事業から手を引くと聞いて、全ての迷いを捨てて現在のW62SAを選んだ。身近に他の三洋製品はないけど、この二機種の携帯から勝手に抱いてる三洋のイメージは、怖いくらい澄みきった静かな世界に住むインパラのような哺乳類の美しく伸びる四肢が水面を無音でしなやかに駆ける時の力強さと憂いを含んだ波紋、のような感じ。そして携帯以外で思い出すのは、作家の小林泰三、確か三洋電機との兼業だった気がする。いつ小説書いてるんだろう。その繋がりであの小説の何とも言えない雰囲気が三洋のイメージにアレして、だから、三洋というメーカーにこんなにもアレしてしまっているのかなぁと思ったりするのだけど、昨日のニュース、パナソニックに買収…。メーカーとか買収とか具体的にどんな事なのかもよくわかんないような小娘が言えたことじゃないしここからカックンと脱線するんだけど、好きだったり憧れたりしているものが永遠に形を変えずに存在してくれると思っているといつか悲しい時がくるもの。それを知っているからといって、いらない覚悟までする必要はない、でもそうすると今の自分にできることなんて何一つなくて、結局「そろそろ親孝行の一つでもしなきゃな」とささやかな決心なんかをしながら、親が仕事に行く前に干してくれた布団で眠るその様子に普段との違いは何一つもない、そんなことにも気付かずに何かしてあげたつもりになってしまう。人は立って行動した時にだけ変われるんだ、みたいなことをガネーシャが言ってた。いつかやってたドラマ夢を叶えるゾウで。古田新太目当てで録画したらなかなか面白かった。まぁそれはともかくね、愛すべき人を守ることは難しいよねってことだよね。手が届かないなら尚更、変化を止めることなんてできないよ。とりあえず今日はそういうことで、もう勘弁してくれませんか。

posted by あいだ at 23:34 | Comment(0) | 雑記

2008/11/01 Sat

小田急線車両ドア付近に白い錠剤が落ちてたらそれは私のミンティア

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学園祭に行ったはずが山に登っていたという。

昨日のハロウィン菓子をまさか山の上で食べられてるとは、友達も思ってないだろう。姉に導かれるまま、他の出し物は一切無視して滞在時間のほとんどを山登りに費やしたがこの山の感じ、私のツボをよくついていて結構気に入った。こんな場所ならきっとあの子も喜ぶだろうな、と思ったが彼女の第一志望は都会のど真ん中。半年後の二人を想像してみて少し寂しくなる。その後なぜか隣の学校の文化祭に潜入して演劇を見た。客のしゃっくりが気になって劇どころじゃなかった。

帰り、母にあげるためにプリクラを撮った(前にあげたのはタイムカードの裏に貼ってくれていたらしい)。プリントにやけに時間かかるなーと思ったら完成したシールには自分たちのに混じってまったく知らない人が写っていた。まったく知らない人に自分たちの落書き入りっていうのが三枚くらい紛れ込んでた。店員に言ったらもう一回違う機械で撮らせてもらったが、最初のプリクラは「メーカーに送るので回収してもよろしかったでしょうか?」と言われ没収されてしまった。今考えれば、これであの機械のパグが改善されたとしても私たちにはもうどうでもいいことなので、ちゃんと撮れてるのだけでも持って帰れば良かった。結局あの時間は無駄になってしまったし、もう二度とあの写真に出会うことはない。電車の中で気付いて何度か引き返そうか迷って、家に着いて引き返せばよかったとまた後悔。

そして帰宅後、携帯に送信した画像を母に見せると(シールは小さすぎて見えない)、姉に対しては「こんな大学生ありえない」「私が並んでも違和感ない」と、妹に対しては「前髪切ってもっと目を見せるべきだ」「お姉ちゃんは笑顔だけど……」との感想をいただいた。写真なんか大嫌いだ。もう二度とレンズとは目を合わせないし笑顔も見せない。あと、もう二度とマックでセットは頼まない。飲み物とポテトが苦痛で、二年ぶりのグラコロもたいして感動なかった。前歯にくっつきすぎるんだよ。

後悔は絶えないけど、悪い日じゃなかった。11月。近所のデパートには大きなクリスマスツリーの電灯、ケンタッキーにはサンタルックのカーネルサンダース。ハロウィンが終わると、すぐこれだ。
posted by あいだ at 22:09 | Comment(0) | 日常