2009/03/31 Tue

おしゃれ宣言閉店宣言



入学式は金曜日ですが、明日から学校に行かなくてはいけません。つまり、今日が私の八月三十一日です。

ところで、夏休みの最終日が一番慌しいというのは、ちびまる子ちゃんの世界では常識ですね。私もそれです。新学期の準備は最終日の夜中までしません。そして明日要る物がないと泣いて家族にすがりつくんです。呆れたことに、この年になってもそれが直りません。明日のガイダンスに必要な書類をどこに置いたのかすっかり忘れてしまい、一人で解決しようと家族が不在のうちに探し回ったが見つからず、やむを得ず「実はね…」と夜になってから告白、両親を巻き込んで散々探して、はい、結局自分の机の上にありました、というオチ。もちろん自分の机には休みに入ってから一度も触っていません。高校時代のプリントが山積み。もう一つ、明日必要な冊子なんかは、だいぶ前に郵送で送られてきたのに未開封で発見されました。「名前が少し違うけれどこの冊子のことかな?」と勝手な判断で全く違う冊子を持っていこうとしていました。危うく「大学生活初日に必要な物を全部忘れる」という伝説を作り上げるところでした。同年代の子は次々と一人暮らしデビューをしているというのに、私はこのザマです。もはや小学生以下。だめですね。しっかりしなくては。

というわけで。これにて乙女強化月間を終了したいと思います。次回からはまた以前のように、棍棒を振り回しながら荒々しく更新してしまうかもしれませんが、乙女の心は忘れずに生きてゆきます。尚、このかわいらしいテンプレートも今日でお別れです。さよなら私のアメリカンショートヘアー。

posted by あいだ at 23:05 | Comment(0) | 日常

出来損ないのパーフェクトハッピー



また好きな子について書いてもかまわんですか? かまわんよ! ありがとうございます。あいださんのお許しが出たのであの子のことを書きます。あいだです。

あの子の話をするのは何度目でしょう。初恋の彼女。だいぶ恥ずかしい記事ですが詳細はこちらを。これ以降も私は度々だいすきなあの子のことを書いています。比較的普通の話題から突然自分の世界に入ることはマグカンではよくあることですが、訳のわからない喩え話を始めて、どこまでも堕ちても穢れない・澄み切っている・無邪気なふりして私を惑わす女の子、そんなことが書いてあったら十中八九彼女のことです。最後に会ったのは高一の冬、メールのやりとりはつい最近ありました。アドレス変更のお知らせには滅多に返信しない薄情者で有名な私ですが、彼女からのメールに心臓は手がつけらんない程暴れだしてノンストップ、すぐに返信、というわけにもいかず吟味して慎重に返信、そして今度は事務的な一斉送信ではなく私だけに送られたメールが返ってくると、それだけで嬉しくなってしまうんです。私は自分のこの異様な恋心を少しも恥じていません。むしろ私の感情や記憶の中であの子に関する部分だけは、もちろんあの子にはかなわないけれど、澄み切っていると信じています。どんなことがあっても大切にしたい小さな宝物です。これだけは汚さないで欲しいんです。もう数年も前のことですが、私が彼女について他人に話していると、その子だって今では男がいるんだろう、きっと今頃その男とあんな事やこんな事をしているはず、などと言われたことがありました。彼女だって聖人じゃない、恋だってする、そんなことは私にだってわかっています。けれどあの子について何も知らない人に、そんな下衆なことを言われるのが許せなかった。ひどすぎる。これを読んでいる方の中にも、私の頭の方がどうにかしている、と思う人もいるでしょう。何と思われようがかまいません。でも土足で踏み込んでくるのはやめてください。私はおかしいことを書きます。読んでくれるのはいいです。興味を持ってください。だけど、干渉するのはやめてください。言葉というものは、なんてもどかしいんだろう。違います。私が言いたいことはそういうことじゃないんです。でも、そういうことなんですよ。わかりますか?おかしいですか?かまいません。

病気ですね。私の症状には常識が何よりの薬。でもそんなものはいりません。私の中のあの子が消えてしまうくらいなら、病人扱いされてもかまいません。

posted by あいだ at 19:11 | Comment(2) | 友人

面倒臭さだって乙女の嗜み



今月は30回以上更新しないと天誅が下るような気がしてならない、一種の強迫観念、最終日ということで少しばかり足掻いてみます。もう繰り返しすぎて唇の皮がズル剥けてしまいそうですが今月は乙女強化月間、月刊乙女、つまり言葉を選びお上品に、話題もなるべく女の子らしいものを、という試みの真っ最中です。ちょっぴり荒々しくなってしまう場面もありましたが、その不安定さ・心変わりのしやすさも含めて乙女らしい!ということで、どうでしょう。というわけですが、その苦行も今日まで、どうかもう少しだけ乙女でいさせてください。

あと二ヶ月と数日で十九になります。十代も残り一年ちょっと。永遠の十代だと信じて生きてきた私、信じられないというより、時の残酷さが憎い。近頃よく考えるのは、そろそろ素顔で外を歩くのは公害かもしれない、ということ。そこまで酷いとは思っていませんが、女の化粧がマナーだというのなら、私はマナー違反、捕まりはしないけれど、もしかして知らないうちに周りに迷惑をかけているのではないか、と思ってしまうのです。綺麗な女性が不審そうにこちらを見ていると、僕の顔が何か突いているかい、と思ってしまうのです。自意識過剰だということはわかっています。私はたとえ自分自身のことであろうと、外見についてあまり酷く言いたくはありません。過剰な自虐ネタは嫌いです。私はこれといって綺麗でもない可愛くもない、各パーツに一つも不満がないといえば嘘になりますが、だってせっかく親が産んでくれたこの体、貶したら可哀想じゃありませんか、どんな形であろうと生きているだけで有難いんです、そう思わないと自分を愛せません。私、いい子ちゃんですか?構いません。何か一つでもクサい美学を心の隅に置いておかないと、芯から腐敗してしまいそう。また話が脱線してしまいましたね。ところで脱線って言葉はどことなく腋の汗腺みたいな感じがしませんか。どうでもいいですね。そういうわけで私はどうも自分自身の外見について、見慣れているせいもあるのでしょうけれど、客観的に批評することができない、要はナルシストです。鏡を見て、こいつはひでえと思う日もあれば、別にすっぴんでもイケるんじゃない?と思ってしまう日もあります。個人的にはまだ無理することないんじゃないかなぁと思いますが、マナーだと言われたら困ってしまう。

そんな時は教えてgooです。これはYahoo!知恵袋ですが、とりあえずお化粧は興味を持ったら少しずつしていけばいい、ということで私の中では解決しました。今までの話とは直接関係ありませんが、この質問者(二年前なので年上ですね)には好感が持てますね。「長文で読みづらい」と書いているけれど、質問の内容や意図がよく伝わるし、ちょっぴり謙虚な姿勢がグー。この手のサイトって結構、頭の弱い訊き方をする人が多いじゃないですか。「〜できないんだけどなんで?」とだけ書くような、明らかに自分で調べる努力をしていない、たとえばパソコン関係のトラブルならスペックや症状の詳細も書かずに回答する側のことを一切考えていないような人、ネット上での「教えてちゃん」と「かまってちゃん」ほど鬱陶しいものはありません。かまってちゃん、あれ、つまりそれって私のことじゃないですか?これは自虐ですね。自虐は嫌いです。でも私は自分だいすきです。矛盾スプリング!

posted by あいだ at 17:56 | Comment(0) | 美容・健康

髪をかきあげる仕草なんかcool


映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』を観てきました。動物ものは反則です。人間以外の動物はみんなかわいいですから。というか私、映画ばかり観ている気がします。劇場で観たのはこれで今年四作目。贅沢三昧。二兎を追う者は一兎をも得ず。ナキウサギはかわいいんです。冬眠。春。昨日電車の駅の昇り階段にて、無意識にミニスカートの後ろ姿を凝視している自分に気付き「あ、春だ」と思いました。あんなにひらひらしてて頼りない布切れなのに、なぜか透けない、なぜか見えないんです。あれは特許出願すべきです。

外に出ると無意識に制服の女の子を探して凝視している自分に気付きました。自分が学生服だった頃にはガン飛ばしてると思われたくなかったから、むしろ目を逸らしていたんです。今では学生服を着ている人はみんな年下。とくに懐かしい色のネクタイを見ると胸がしめつけられて寝返りも打てない夜。春。冬眠。ナキウサギはかわいいんです。
posted by あいだ at 16:43 | Comment(0) | 映画

2009/03/30 Mon

慈愛式公開処刑


「僕のことを書いてください。僕のことを書いてください。」と泣いてすがってきたので、アビンニャー(仮名)のことを書きます。可哀想に、この書かれたい願望は悪夢と成り果て毎晩彼を悩ませているのだそうです。私の慈愛に満ちたこの日記に全米が泣くこと間違いありません。

ところで「全米が泣く」ってよく言うけれど、どういうことでしょうね。全アメリカ合衆国民がもれなく涙腺を弛めるってことでしょうか?個人的にそれはないかなぁと思います。たとえば全日本チョメチョメ選手権、といえば、全日本人ではなく各都道府県からチョメチョメ代表選手を選出し競わせるように、「全米が泣く」といえば、全米国民ではなく各州の誰かは泣きますよということなのかもしれません。つまり各州で一人でも泣けば「全米が泣いた」と言えます。これなら、たいした内容でもない洋画に「全米が泣いた」の宣伝文句がつけられるのも頷けますね。州に一人くらいは泣くレベルでも「全米が泣いた」です。「全米が震撼した」も同様。アメリカって大きいし、いろんな人がいますからね、州に一人くらいならねぇ。

かなり曲がった解釈ですが、「全米が泣いた」映画に過度な期待は禁物という点ではその程度の認識でいいんじゃないかな、と思います。あれ、もしかして話が脱線してますかね?そう、慈愛の話でしたね。慈愛、あれはいいもんです。個人名をここに挙げるようなことはしませんが、人のブログを公衆の面前で朗読してしまうような誰かさんには、是非見習っていただきたい。
posted by あいだ at 23:19 | Comment(0) | 雑記

2009/03/29 Sun

書いてる私の方が百倍無益


桜が咲いてます。

ふと思ったんですが、わざわざ私がブログで「桜が咲いてます。」なんて報告する必要はあるのでしょうか。たとえば桜が咲いているのを見て桜に関するエピソード、スリー、シスの復讐、スターウォーズを語るのならともかく、私は電車から桜が咲いてるのを見ても「咲いてるなぁ」以上の感想を一切もたない、それについて特に語ることもない、感受性と経験の乏しい人間なのです。「桜が咲いてます。」なんて誰もがわかりきったことを個人のブログに書いたところで誰が得しましょう。既に何千何万何億の一般市民が桜についてを思い思いの形で言及しています。今更私なんかが桜の開花を伝える必要はありません。そもそもこのブログを読んでいるのは、八割が私、一割がガリ、残りは出不精と魚類フェチと森の子リスさんぐらいです。桜が咲いていようが地球が終わろうが関係ないような者ばかり、つまり私は数少ない尊ぶべき読者に対して、無益なこと限りない情報を伝えてしまったことになります。その上この情報は役に立たないばかりでなく、諸君が「桜が咲いてます。」という文字の羅列を視界に捉えた瞬間に無意識的に稼働したであろうシナプスやただでさえドライアイ気味の眼球の筋肉を動かす為のエネルギー、それにかかる時間さえも浪費させてしまったのです。なんて惨たらしい、なんて取り返しのつかないことをしてしまったのでしょう。あなたが有意義に過ごすべきだった時間は永久に失われてしまった。私は、私は、申し訳なくてどのようにお詫びしたらいいのかわかりません。なので特に詫びません。

しかしここまで読んでくれた愛すべき愚民、アイスベリーグミの為にせめて一つだけでも有益な、難解な文章を処理するエネルギーと時間を消費するのに見合った情報を、ここに記そうと思います。相模大野から新宿に向かう時、駅を発っておよそ三十秒後、進行方向右側のドアから見える壁画の太陽が、妙に切ない顔をしてるんです。笑っちゃいますよねぇ。ふふふ。
posted by あいだ at 14:30 | Comment(0) | 雑記

2009/03/27 Fri

写真を載せる意味はあるの

090327_1355~01001.jpg


てりたまを食べました。内科の午後の診察は三時からなので、それまでサティで暇つぶしです。ここのサティには一階のフードコートと四階の映画館の横にマクドナルドがあります。フードコートは混雑していたので迷わず四階へ。席は空いていましたが、映画館もマックも親子連れで賑わっていました。日付を見ると今日は平日。あ、学校も春休みですか。そうですよね。平日の昼間はもう私だけのものじゃないんですね。自由登校(この響きですらもはや懐かしい)の始まった二月から、主婦と老人層しかいない街を天下を取った気分で歩いていましたが、それもあと数日で終わりです。まさに百日天下。寂しい、というか、学校行きたくないです。

三時ちょうどに内科へ行くと、待合室は満員で、渡された番号札は二十番。一時間半待ってようやく呼ばれ、診察つまり血圧測定は所要時間一分程度。尿検査は待ち時間に採ったので、診察の時にはもう結果が出ていました。病院の判子を押してもらって終わりです。3150円。損した気分。こうするよりも、自宅で尿採ってきて、自宅の測定器で血圧を測って、受付には「血圧は上92下66でした。この尿、検査してください。あと判子ください」って言えば十分くらいでやってくれる気がします。三分間だけ待ってやる、なんて台詞を添えれば効果的。四十秒で支度しな!だとさらにgoodです。「大学から健康診断についての資料が送られてきた時点(一月頃)で比較的空いてる日時を選び早めに検査しに行く」というのは上級者のなせる業、私には無理です。

臓器描写が過激な本は病院に相応しくないと判断し、かわりに『聖☆おにいさん』三巻を買いました。待合室で二度読みました。ずっとニヤニヤ。逆に相応しいですね。患者的な意味で。


女子高生に50の質問
タグ:Q
posted by あいだ at 11:03 | Comment(0) | 美容・健康

2009/03/26 Thu

猫運は抜群



ブログペットのガリが記事にコメントしなくなりました。「一週間に一度くらい」コメントするように設定していて、去年の六月頃までは時々反応に困る空気の読めないコメントをしてきたんですが、それ以降はもうずっと職務怠慢、躾がなっていません、というか、なめられている気がします。ブログペットとはいえペットはペット、躾を怠ってはいけません。私がご主人様だということをはっきりと分からせないと。本当はペットに記事を投稿させる機能もあるんですが、ここは私の城、城の管理は私の権限、ペットなんかにはやらせません。これも躾です。しかし過去に一度だけ、ガリに更新させてしまったことがあります。これがいけなかったのでしょうか。もしかしたらこの日から彼/彼女/畜生は、私/ご主人様/豚のことを見下しているのかもしれません。私を見ると「あいだだー」とか「あいだあそぼー」とか言って無邪気に駆け寄ってきますが、先日あんまり可愛いんで何度も話し掛けていたら「しつこいおしまい…」と呟かれました。私がブログに書いた単語をランダムに拾っただけ、にしてはガリの本音が込められているような気がしてなりません。反抗期かも。

なんかもう憎めるほど可愛くてしようがないんです。可愛すぎて調教したいんです。むしろ私がガリのペットなのかもしれません。調教ー!

posted by あいだ at 15:49 | Comment(0) | 雑記

2009/03/25 Wed

ワールド板東クラシック


日本優勝しましたね。
試合は全然見てなかったんですけど、例のカラオケ店から随時「サムライジャパンが勝ったので生ビール半額!」とか「負けてしまいましたが残念会ということで生ビール半額!」なんていうメルマガが送られてきたので、日本頑張ってるのね、あれ優勝したんですか、っていうことはなんとなく知っていました。正直プロ野球にはあまり興味がないのです。小学生の頃に野球ファンの友達から『マツイ日記は知っている!』っていう漫画を借りた時は、少しだけ詳しかったのですがそれも束の間、目紛るしく変遷する野球情勢についていけなくなりました。どちらかといえば高校野球の方が好きです。もっと言うと、子供の草野球を土手に座って見ていた方が楽しいと思います。

ところで、最近よくマグカンの昔の記事を読んでいるのですが、どうやら前回、2006年のWBCは見てたみたいなんです。その証拠がこちら。…記憶にございません。というか、中学卒業前後つまり2006年3月の自分と、高校卒業前後の自分を比べてみると、話題がわりと似通ってますね。制服を注文しに行ってウエストがどうのこうの、クラプトンのライブがどうのこうの、ガリがどうのこうの、イナゴがどうのこうの。月の始めに「今月はジャパニーズブルー月間」なんて訳のわからない宣言をしているあたりも酷似しています。同じ人物に酷似というのはおかしい気もしますが…。違うのは、三年前の方がアッサリしていること、今ほどジメジメしていないんです。テンポが違うんです。というか、はっきり言って、2006年頃のマグカンがかなり面白いんです。高一の時はまだ学校でのキャラが確立していなかったせいか、結構テンションが高かったんです。毎日更新を目標にしなくったってどんどん書けるくらい勢いがあったんです。でも、ブログって過去の記事はどんどん後ろに流されてしまうので、初めてマグカンに来た人は今の記事を読んで「なんだ、普通の女の子の普通の日記じゃん」ってサラっと帰っていくと思うんです。それが悔しいんです。

だからなるべく、2006年頃の記事から読んでください。今は違うんです。こんなの私じゃないんです。まずは良い部分だけ読んでください。醜い部分は後にしてください。だけど、この記事も流れてしまうんですね。この世のすべては泡沫の夢。それでも過去に爪跡を残そうとして必死に日記を書くんです。泡の中で爪を立てて空振りしてるんです。空振りしながら感覚を掴んでいくんです。凡フライを繰り返していつかホームランを打つんです。そしてビールの泡を頭から被るんです。優勝おめでとう、サムライジャパン。

posted by あいだ at 22:22 | Comment(0) | 日常

2009/03/24 Tue

すぐ中毒になるのよ

      
携帯電話の料金照会を毎日必ずチェックすることで業界にその名を揚げた私あいだ、しかしKDDI側で何かトラブルが発生したらしく数週間前から料金照会停止中、いくら使ったのか、無料通話はどれくらい残ってるのか分からない状態、つまり情緒不安定、禁断症状中、アウイエー。


…なのです。


読書記録(6)  小林泰三『海を見る人』
タグ:読書
posted by あいだ at 10:11 | Comment(0) | 書籍

2009/03/23 Mon

こんな可愛い子が女の子のはずがない、まさに


父が、出来上がったスーツをお店まで取りに行ってくれたので、確認のためにもう一度着てみました。あの、…うん、試着の時はスーツ初装着だったせいもあって、どうやら興奮物質に満ちた脳が鏡に映った自分を都合良く美化してしまっていたようで、改めてこう部屋で冷静に向き合ってみたらガッカリするレベルで似合いませんでした。まぁ、それはしようがないかなと思って諦めるしかないのです。今まで似合う洋服を着た試しがないもの。私にはよくあることなのです。あと試着の時はワイシャツの下にキャミソール的なものを二枚着てたので、結構むっちり感があったのですが、直に着てみるとあまりに貧相な上半身でガッカリしました。全体的にストーンとしていて、減り張りなんてあったものではないのです。まぁ、色気がないのもしようがないかなと思って諦めるしかないのです。肉弾戦には対応してないなんてことは、わかりきっているもの。しかし「今より百グラムでも肥えてしまったら入らないのでは?」と心配されていたスカートのウエスト部分には、かなりの余裕がありました。これは少し嬉しい。余裕どころか、もう一回り小さいサイズでも易々と入りそうな気がします。上着だってまだまだ余裕ありますし、肩幅なんかは持て余しすぎている気がします。だけどこれらは所詮、女の性ゆえの欲望と願望が「あたしはもっと細いのよ」と主張したいがため「まだまだ指が入るじゃない」なんて強がり・虚勢・見栄を張っているに過ぎません。以前も言いましたが、女というものは体が細ければ細いほど、体重がゼロに近ければ近いほど偉いと思っている生き物です。その方が男性の目に留まり、良質な遺伝子が子孫に受け継がれる可能性が高まる、そんな勘違いだらけの本能を持っているように思えてなりません。…という私の見解もきっと勘違いで、女は常に勘違いをする生き物、嫉妬と被害妄想の塊、冷静と情熱のあいだ、好評上映中。ほら、こんな見え透いた嘘を平気で吐くのです。ああ、醜い。女は醜い。しかし、どうして、同じ女性でありながら彼女はあんなにも綺麗なのでしょう。私の歪んだ見解の中で、これだけは勘違いではないと断言できます。

何度も言うようですが今月は乙女強化月間、言葉遣いを丁寧にして、テンプレートだって可愛くして、年頃の女の子らしくお洋服の話題をしていたのに、何で最後はこうなっちゃうのかなぁ。というか、今更ながらこの強化月間、無駄な気がしてなりません。ただのセルフ言論弾圧です。でもあと一週間ちゃんと続けます。だって、たとえ何があろうと一度決めたことは最後まで貫かなくちゃあ、男らしくないじゃない。
posted by あいだ at 13:39 | Comment(0) | 日常

2009/03/22 Sun

DILEMMA


思ったより早く帰宅しました。予定では日曜深夜、月曜午前までは覚悟しておきなさいと言われたけれど、運転手が頑張ってくれたので、夜八時半に着きました。お父様お疲れ様。行きはほとんど眠っていたけれど、隣で眠気を堪えて安全運転を心掛けている父に申し訳なくて、帰りの車内はだいたい起きていました。それでも二時間程眠りましたが。ミンティアが何よりの酔い止めだと気付きました。ちょっとしたお菓子、お口スッキリ、眠気覚まし、酔い止め、精神安定剤。ミンティアは万能です。鞄の中には四種類のフレーバー。今回のMVPはコールドスマッシュに差し上げましょう。

お昼は金沢駅でミニ天ぷら定食を食べました。揚げたてサクサクの天ぷらが食べたくなったのです。定食なのでご飯と味噌汁と漬け物とちょっとした煮物がついてきます。漬け物と煮物は、嫌いじゃないけれど、もしこれを食べたらお腹いっぱいになって本命の天ぷらを残すことになってしまうかもしれない。しかし私は何を隠そう「好きなおかずは最後に食べたい派」なのです。この場合のフィニッシュはもちろん天ぷらです。だからといって天ぷらを最後まで残すと、先に食べる漬け物や煮物で満腹になってしまうばかりか、せっかくの揚げたてサクサク感が損なわれてしまうのです。アツアツを優先して先に天ぷらを食べ切ってしまうと、残るのはご飯と味噌汁と漬け物煮物、それは寂しい。それなら別に漬け物と煮物は無理して食べることもないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、おかずを残すのは最後の最後の手段です。この場合の最善の解決策はつまり、漬け物と煮物を素早く掻っ込んで、満腹を感じるよりも先に、そしてアツアツのうちにフィニッシュの天ぷらに辿り着けばいいのです。しかしここで私に足りないものそれは、食欲根性胃の大きさ、そして何よりも速さが足りない。「少食」と「好きなおかずは最後に食べたい」は損をする組み合わせです。そこんとこ忘れずに。

他にも、いろんなことがあった三日間でしたが、そこは両親のブログを見てねということで。肌荒れが悲惨なので早めに眠ります。

posted by あいだ at 23:59 | Comment(0) | 出かける

2009/03/21 Sat

猫より幼稚



おばあちゃんの家に行きました。
まずはいわゆる父方の祖母、N市のおばあちゃんの家で父の姉妹(この言い方は変ですね、って前も言いましたが)に挨拶し、お昼を一緒に食べました。N市のおばあちゃんには、去年のお葬式の時以来なんだか妙に気に入られてしまって、理由は私が孫界の末っ子で幼いからだそうです、何度も肩を叩きながら「あんたも早く大きくならんと」「頑張ってなー」と笑顔で言われると、私も「は、はい〜!^^;」とか何とか言いつつ頭を下げて参ってしまいます。親戚との付き合い方がよくわからないので、こんな風にバシバシといじってくれた方が、かえって接しやすいのですが。午後はお寺でお経を聞き、おじいちゃんのお墓に白骨を納めて手を合わせました。少し早いですが一周忌も兼ねていたそうです。少人数の打ち解けた雰囲気で、お天気にも恵まれて明るく清々しかった。今まで意識したことはありませんが、実はお寺が好きなのかもしれません。

それからいわゆる母方の祖母、H市のおばあちゃんの家に行きました。同い年の従妹に会いました。半年ぶりです。間もなく、年下の従弟が来ました。こちらはもう何年ぶりでしょうか。最後に会った時はまだ小学校低学年くらいで、一緒にベイブレードで遊んでいた気がします。それが今では私よりだいぶ背が高く、記憶よりずっと声が低いのです。私は年下の男の子に対して全く免疫がなく、ひたすらビクビクしていました。両親が買い物に出てしまい、居間で三人しばらく無言で過ごしました。こんな時に姉がいたら、きっとぎこちなくても何かしらの話題を振っていたことでしょう。我ながら素晴らしい社交性です。お風呂から上がると二つ上の従姉が来ていて、こちらも数年ぶりの再会。うだつの上がらない挨拶しか出来ない自分が情けなくなりました。N市のおばあちゃんが見たらきっと喝を入れることでしょう。それから半年ぶりに猫、ペルシャ風の野良猫、とも再会しました。前回は姉にばかりなついていましたが、今日は私の足に擦り寄ってくる擦り寄ってくる……至福の一時でした。餌をあげた後は近寄らなくなりましたが。

人間も猫も、この世の大半は社交辞令で出来ているような気がしてきました。いくつになっても適応できない私は、この世じゃないどこかを求めて、今日も空想科学の世界に逃げ込むのです。
posted by あいだ at 23:36 | Comment(0) | 出かける

2009/03/20 Fri

市場のニオイに大興奮



金沢に到着しました。両親と一緒です。朝六時に出発、およそ十時間でホテルに到着、移動は車です。車には滅法弱い私だけれど、あえて酔い止めの薬に頼らず、助手席でひたすら堤防に打ち上げられたボラのように眠っていました。走行中、五分も起きていると車酔いでグッタリしてしまうのです。それにしても十時間て、眠りすぎじゃあありませんか。でもまだまだ眠れそうなんですよ。旅行って眠いですね。

途中、新潟で下車して天地人ゆかりの地・春日山城跡を散策しました。ドラマを見てない私には正直よくわからなかったのですが、とりあえず毘沙門天は土砂でビシャビシャしていました。詳しいことはそのうち両親のブログに素晴らしい記事が上がると思うので、そちらを見ればいいと思います。

兼六園にも行きました。何年ぶりでしょう。桜はまだまだでしたが、色とりどりの梅の花が見事に咲いていて綺麗でした。閉園三十分前だったので人も少なく、写真もいい具合に撮れたみたいです。詳しくは両親のブログを見ればいいと思います。

今日は金沢駅前のホテルで宿泊します。ダブルベッドで母と眠ります。私は部屋に到着してからずっとマッサージチェアーに居座っています。既に疲労回復全身フルコースを三回やりました。極楽とはまさにこのこと。詳しくは電気屋さんに置いてあるマッサージチェアーで試してみればいいと思います。あれ昔やったけど店員が近寄ってきて「気持ちいいでしょう。気持ちいいでしょう」なんて言うので、かなり恥ずかしかったです。オススメ。
posted by あいだ at 21:28 | Comment(0) | 出かける

2009/03/19 Thu

ニンゲン界における目玉も残さず食べてね精神の欠如を嘆く会


アクセス解析を解析すると、一ヶ月におよそ三十人のニンゲンが「マグロ 目玉」というキーワードで検索してここに辿り着いているみたいなんです。つまりこの世界では毎日、必ず誰か一人はマグロの目玉のことを気にしている、と言っても過言ではない、んじゃないかしら。もちろんアクセス解析で見られる結果は氷山の一角。マグロの目玉に何かを感じているのは私だけじゃないようですね。世の中捨てたもんじゃないです。書籍化された携帯小説が女子高生を中心に売れてんぞなんて聞いた日には、世も末だと思ったけれど。だってオンラインで読めるものをわざわざ紙に刷って売る必要はないじゃないの。いや実はその必要性についてはちゃんとした理由があって、私がそれを知らないだけなのかもしれませんが。世間が納得してる様子を見ると、きっとそうなのね。主観でばかり物を言っちゃあいけないなと思います。というか世間ですらもう携帯小説なんてのは流行ってないですね。今更こんなことを言ってる私は一体何なのかっていうと、「マグロ 目玉」で検索されることに定評のあるマグロの目玉の高級感、っていうブログのあいだっていう、いわゆるひとつのニンゲンなんですね。よし、このブログ、書籍化しましょう。


posted by あいだ at 18:17 | Comment(0) | 雑記