ナマコストラップ!ていうのがあるんですって。本物のナマコを使ってるんですって。こう書くと真面目なマグカン読者は携帯にぶら下がる太くて長い物体から滴る液体でワイシャツがぬるっと透けてる女子高生を想像すると思うんだけど残念ながら違うんですね。乾燥してるからぬるっとしてないし三センチくらいに縮んでんだ。ズームインで見たんだけど。私はそれを見てふと中学生の頃に行った人体の不思議展を思い出した。人間を標本にして展示してるんですよ。はーとかおーとか思いながら見学して展示室を出るとお土産コーナーがあんのよ。標本のキーホルダーがあんのよ。そりゃ本物じゃないけれど。ナマコからしたらあのストラップ、そんな感じなんだろな。仲間の死体をちっちゃくして加工してファッション。ファー付の服を見るとウサちゃんかわいそうっていう人いるじゃん。ナマコストラップはナマコかわいそう?とは別に思わないけど死体なんか枕元に置いて寝たら夢に出てきそうだから、いらないわ。いくらかわいくても。魚介類フェチだけどミーハーじゃねんだよ。勘違いしないでくれよ。
生きてるうちに一度は本出したいと思うじゃん。勢いだけのギャグ一つだけでなんとか芸人として注目されて絶頂期の時に出せばいいと思うよ。私も出したいけど正攻法じゃ無理だもんな。作家としての腕を磨いてる時間があったらギャグ考えよ。その前にボイトレ通お。発声が大事だかんね。で、あわよくば歌手になるわ。聴いてください。「ナマコ」……ワン、ツー!