2014/01/18 Sat

花金に日本酒飲みつつ


テレビを見る習慣を付けたくて、8月末にテレビ視聴のできるパソコンを買った。

買ったはいいものの、とくに興味のある番組があるわけでもなく、毎朝時計代わりに流している朝ズバッ!と、二か月に一回くらい笑点を観る程度。テレビ、本当に見なくなったよなぁ。流行語大賞ほとんどわからなかったし。たぶん、ズームイン!が終ったあたりから興味を失ってる。


そんな私が、久々に面白い!と思えたドラマに出会えた。そう、『三匹のおっさん』である。




定年退職後、近所のゲームセンターに再就職した、
腕に覚えありの剣道の達人キヨ、こと清田清一(北大路欣也)。
同じく武闘派の柔道家で、居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ、
こと立花重雄(泉谷しげる)。
機械をいじらせたら無敵の頭脳派、愛娘にはめっぽう弱い
機械工場経営ノリ、こと有村則夫(志賀廣太郎)。

かつての悪ガキ3人が結成した私設自警団「三匹のおっさん」。
キヨの孫(大野拓朗)とノリの娘(三根梓)の高校生コンビも手伝って
詐欺に痴漢に動物虐待…三匹がご町内の悪を斬る!!
(公式サイトより)



予告の時から目を付けていて、昨日初回2時間スペシャルを録画して観た。
ポップな吹き出しテロップが出てきた時は、「あぁ…最近のテレビの演出って感じだなぁ…」とちょっとガッカリしたが、だんだん慣れてくるとむしろ良い味出してた。嫁と姑の小競り合いのシーンで、建て前?で嫌味を言いつつ本音をちょこっと出すとことか。声でモノローグが入るより、軽いノリで面白くてアリだなと思った。

仰々しく笑いや感動を誘うような感じではないんだけど、格好つけない人間臭さにしみじみするし、悪役を倒すところはスカッとするね。まだ一話を観ただけなのに、昔からの知り合いみたいにおっさんに愛着が湧いてくる。ヨッ!とか声掛けたくなる。かーっ!渋いねェ〜、って言いたくなる。


これはテレビ東京なんだけど、そういえば最近リビングで食事時に観てる番組ってほとんどテレ東だ。両親がゆるい旅番組とか登山番組が好きだからね。モヤさまとか路線バスの旅みたいなのが好き。他局でも、笑ってコラえて!とか鶴瓶の家族に乾杯みたいな、芸能人より一般の人がたくさん出てくる番組が好きだね。

たぶん、人間臭いのが好きなんだろうなぁ。同じ匂いを感じる人にはオススメ。二話からでも全然ついていける。他の地方でも放送しているようなので、ぜひ。
posted by あいだ at 23:38 | Comment(0) | 日常

2014/01/12 Sun

指が動かなくなったら私の終わり


あけおめことよろ、何がめでたいもんか。社交辞令などにへらへらと従うほど思考を停めた人にはなりたくないものだ。全く馬鹿げている。別に伝統・文化を軽んじているわけではない。「昔からやってることだから」という理由だけで、現代にそぐわないことに時間を潰して生産性を低下させて、どうだっていうんだってことが言いたい。古いにしろ新しいにしろ、良いものは良い、悪いものは悪い。それでいいんだ。そんなこと誰だってわかる。本質は常にシンプルで、良いか悪いかで判断すればいいことなのに、「みんなやってるから」「決まりだから」っていう理由で本質や理由なぞ考えもせず右に倣えの風習に憤りを感じる。でも新年のあいさつは大事だよね。冬の冷たさと相俟ってなんだかぴしっとするし、やった方がいいことだと思うよ。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

人付き合いは相変わらずぺらっぺらだが、仕事に慣れてきて、本格的に「デキる新人」として認められてきたおかげでだいぶ仕事面ではラクになった。ただ人間関係、というか私自身の不器用さに難があるのは変わらず、クズみたいな生活をしてる。仕事ができるならいいじゃん、とは思えない。私は、職場の役に立ってるかどうかはどうでもいい。大事なのは、私が人間らしく生きているかどうかだ。その点については底辺だ。人間を比較対象にするのは意にそぐわないのだが。器用に生きたいような、この不器用さを貫きたいような。
posted by あいだ at 00:06 | Comment(2) | 日常