2015/04/29 Wed

今更ながら、めまいで倒れたときの話をする


書いたかどうか忘れてしまいましたが、昨年の3月に倒れました。

当時実家から通っていた私は、いつも通り朝5時半に起床。
この時点で軽い吐き気がありました。歯磨きした数分後くらいの軽めの吐き気。(わかる?)
「昨日ほろよいを飲んだせいかな?」
ほろよいで酔ったことはなく、しかも飲んだのはコップ一杯程度でしたが、
その時はあまり気にせず朝食を抜いて出勤しました。

7時頃。最寄りから3駅の乗換駅のホームで並んでいるとき。
どうも吐き気が治まらない。
「今日は調子悪い日だな。日頃の行いが悪いせいか…不摂生が祟ったか」
でもまぁ、
「ここから一時間ほど座りっぱなしだし、電車で眠れば良くなるだろう」と通勤を続行。

座席に腰を下ろし目を閉じて十分後。
吐き気はさらに悪化し、なんだか頭の中がぞわぞわしてきました。
最悪、吐くかもしれん。10歳から吐いたことなかったのに。
車内で粗相をするわけにはと、やむを得ず最初の駅に着く前に席を立ちました。
あ、やばい。これはかなりやばいぞ。
前後左右があやふやになってドアの手前でしゃがみ込む。
貧血・立ち眩みで蹲ることは昔から結構よくあったのですが、今回は尋常じゃない。

次の駅に着いてドアが開いた瞬間、辛うじて立ち上がって這い出て、
ホームの人混みをふらふらと掻き分けて
(今考えたら反対側のホームに落ちてもおかしくないような足取りだった)、
手摺りを両手で掴まりながら必死に階段を昇り。

昇りきった先に、改札、その奥にトイレが見えたので、
「トイレで吐こう」と思い、鞄から定期を探している途中で意識が途切れました。


意識が戻った時、目の前にはそこそこイケメンのサラリーマン。
彼の鞄を枕に、改札の手前で仰向けになっている状況をじわじわと把握した後、
自分が倒れたんだということを理解しました。

なぜか異様に錯乱してしまい、ゼーハー言いながらもイケメンの人差し指を
ぎゅーっと握っていたことは覚えています。何の策略?
その後は、駅員に運ばれーの、救急車に乗りーの、終日病院コースでした。

倒れた時に後頭部を打ったようです。病院でのいざこざはまた次回。


ちなみにその夜、自宅に戻って真っ先にやったことは
「今朝のことがTwitterに書かれていないかTwitter検索で隈なく調べること」
でした。

結果、当日7時台に「○○駅(←倒れた駅)で巨乳のお姉さんが倒れている」
というようなつぶやきを見つけたものの、
目撃者の供述している状況が現実と一致していないので、
恐らく私のことではないんだろうなぁと思うことで安心を取り戻しましたとさ。

posted by あいだ at 22:13 | Comment(0) | 美容・健康

2015/04/25 Sat

人情たまごボーロ


「三匹のおっさん2」が始まりましたね!
思えば、最初のシリーズを見てハマったのがもう一年も前なのですが、
あれから他に見たドラマって一切ないな。
「三匹のおっさん」だけは何か好きなんですよね。

別に美男美女が出ているわけでもなく、
ストーリーだって水戸黄門やごくせんのような毎度お決まりの勧善懲悪で、
演出や音楽が芸術的に素晴らしい!ってわけでもないんですが、
こう、義理と人情と人間臭さの溢れる雰囲気がたまらないんです。粋だねぇ。


あと今期の朝ドラ「まれ」も録画して観てます。
朝ドラを追うのは実に「ふたりっ子」ぶりという…。およそ20年ぶり?

両親ともに石川県出身なので、「能登が舞台」というだけで何となく、
BSプレミアムで1〜6話を一気に観たのですが、これがまぁ面白かった。
というより、ものすごく今の自分には考えさせられるものだった。

夢アレルギーで、大きい夢より地道にコツコツ、憧れの職場は公務員…
まれの気持ちがすごくよくわかってしまう。
その上、でっかい夢を語る圭太みたいな人もごく身近にいるので、
二週目の告白シーンは「あれ、これ数週間前に実際に体験したような…?」と
デジャヴに陥ることとなった。
「共感」という意味でドラマにハマったのはこれが初めてかもしれない。

そんな重いことは置いといても、テンポが良く面白くて好きです。
両親は能登じゃないので「能登弁はおばあちゃんたちの言葉と違うんだなぁ?」と
思ったりしますが、古風ながらのんびりした雰囲気に懐かしさを感じます。
よくできてる。さすがNHK!受信料払ってもいいかなと思った。

人間の、人間臭さが好きなんです。
不完全さが人の魅力だと思います。
posted by あいだ at 23:57 | Comment(0) | 日常

2015/04/20 Mon

早く来た晩春


いつの間にか社会人三年目になっていた。

しばらくぶりに「五年日記」を開いてみたら、
今日書く欄の二つ上、2013年の日記には
新卒研修のワクワク、ハラハラが書かれていて、
今は失われているフレッシュさが詰まっているんだけど、
でもそんなに懐かしくないなぁなんて。

あの頃、一緒に過ごした同期のほとんどが、
2013年5月を最後に会っていないんだけど、
全然「しばらく会っていない」って気がしない。
でもよく考えたら「二年も会っていない」んだなぁ。

あの頃、中学一年生だったとしたら、
今は中学三年生の春なわけで、
それってもう先輩風吹かすのにも飽きて
引退試合と受験勉強を控えて意外とどっしり落ち着いてる頃で。

歳を重ねると時の流れが早くなるとは言うけれど、
ここまでの二十五年間の長さと、
これから五十年間の長さがイコールくらいになりそうなほど
怖いような勢いで加速している。

すっかすかの人生をせっせと埋められるほど、
大人になれていないのに、時は平等。
posted by あいだ at 23:40 | Comment(0) | 日常