落ちる前に手放すなんて株みたいなもんね。無理に人の趣味に合わせようとすると自分の趣味を忘れる。本当に好きなのは何だったのか、もう思い出せない。頭の中に誰かが取り付けたフィルターがあって、それを通さない世界を何年もの間見ていない。そんなばかみたいな空想をして自ら楽しみを奪っている。素直に好きだと思い込み続けていれば良かったものを、一度疑ってしまったら戻れない。完全な洗脳は幸せだけど、中途半端な覚醒は不幸ですね。
好きとか嫌いとかの無い世界に住みたい。楽しいとかつまんないとか、おいしいとかまずいとか、綺麗とか汚いとか、生きるとか死ぬとか、男とか女とか。
彼女は完璧だ。記憶の中のパーフェクトガール。もう誰かのものになってしまったのかもしれない。そんなのはどうでもいい。どんな姿になっても手に入らなくても好きで好きで好きで好きなんだ。たとえ彼女が悪人になったとしても一緒に過ごしたあの短い時間だけで私は全て許してしまうよ。私が死ぬまで生きていて。進まないし廃れない終わらない恋をしていたい。一人でも寂しくない。潰れていたい。救って。一人じゃ生きられない。何もしなくていいんだよ。私にできることがあればいいのに。でも関わると、離れそうで怖いから、今のままでいいよ。一歩も進まなくていい。もーいっそ冷凍しててくれよ。凍ってたって焦げてたって大好きなのは変わらないんだから。あんな素敵なひとはいない。この気持ち無駄にするくらいなら募金したいよ募金箱はどこだコンビニか。ボルヴィックか。ワンリッターフォーテンリッターか。こんな汚い感情が綺麗な水となってアフリカに流れるなら最高じゃないか。
やばいなー。捕まりそう。不安定すぎてどうにかしてる。明日は何をしよう。睡眠薬を買って、目を覚ます度に飲みたい。もしくはブックオフとか巣鴨とか浮かれてなさそうな場所に行きたい。どっちにしろ家から出ないとだな。辛いな。じゃあ家だ。寝るッス!