十数年生きて、電車通学も四年目ですが、「駅の階段でこける人」を今まで見たことがありません。自分以外で。
下りの階段、とくに乗り換えで人の多い時なんかに、「こんな所で誰か転んだら悲惨だなぁ」とか考えると急に足元が不安になって、うまく歩けなくなるんです。あと高校時代、小走りで階段を下ってる時に「みんなよくこんな間隔の狭い段差を器用に下れるよなぁ」とか考えてたら、最後の段で踏み外したことがあります。とくに意識してない時でも、人と話してたり、携帯に夢中になってたり、また何もしてなくても転びます。おてんば娘というより不注意、というより転び好き。新境地。でもまぁ痛いのはともかく傷付くのはさすがにイヤですんで。気を付けましょうっ。
なんかファアアっとしてんな、最近。
人獣細工
小林泰三 (角川ホラー文庫)
ホラーの中だと「本」が一番好きかも。正確に言うとこの本の中の「本」の中の本の中の本が好き。「名付けることを禁じられた土地、ゲリル」の「鼻血を啜り上げる男」が憎たらしいけどちょっと素直でかわいいと思う。主人公に片想いだった人もかわいいと思う。これがあたしの指やーって手にコンパス突き刺すみっちゃんもかわいいと思う。
大学生ってたくさん本を読みそう、って思ったけど、そうでもないっすね。うちの姉も国文ですが、大学生になってからまともに読んだ本はないっつってました。要は自分次第。演習ではいつも討論してる人々をファアアっと傍観してます。みんなどんだけつっこむの。って、そういうもんか。要は自分次第。そういうことっすね。
もうファアアっとすんのやめよう。
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