夏休みの日曜日なのに学校に人がいっぱいいた。高校生がいっぱいいた。あぁ。これ全部年下だと思うと、なんか吐き気がした。年の近い人間に囲まれると泡を吹きながらトリップする持病を患っている私(年下苦手)は、親子で来ている害の無さそうな男子高生の後ろに隠れるようにしてサークル活動場所へ向かった。知ってたら行かなかったのに。
帰りの駅、セーラー服の女子中学生二人、眼鏡でショートカットとツインテール、が手を繋ぎながら笑って階段を降りて行く。片方が片方を引っ張り、ぶつかって弾け、引っ張り合ってまたくっつく、ホームに落ち着いた後も手を繋いだまま楽しそうにじゃれあっていた。反則すぎる。かわいい。癒された。こんな子達になら囲まれてもいいと泡を吹きながら思った。
泡を吹いてばかりではさすがにアレなので読書記録。これ始めて五ヶ月くらい経ったと思うんだけど、たった十五冊だよ。いやこれでも意識して多めに読むようになって、今までの三百倍くらいは読んでんだけど。ほんと本読まないねぇ。でもまぁ本読まなくても死ぬ訳じゃないよね。泡吹きすぎると死ぬけど。
臓物大展覧会
小林泰三 (角川ホラー文庫)
今年でたやつ。なんて買いづらいタイトル。
だいぶグロ耐性ついたつもりでいたけど、「透明女」は途中読めなくなった。痛々しい…。自分を食べるシーンだけで20P近くある。電車の中でこんな(@_@)顔になっちまったよ。「かっこいい。これやばい。」で限界。内臓出るのより切断の方が苦手。
あとは大展覧会っていう割にさらっとした短編が多かった。最近ハヤカワ文庫の手の込んだハードSFばっかり読んでたから、無意識に「実は全部異星人で…」とかいらん深読みをしてしまうよ。「SRP」が面白かった。想像力をかきたてられる。「十番星」もすき。きいきい。
八月の22時22分更新率は異常。ちなみにマグカンでは過去の日付で投稿する時、必ず22時22分22秒に設定してます。どうでもいい豆知識。ナッツ!
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