今日から授業なのに遅れそうだ、急げ急げと小走りで電車を乗り継いだのに、休講だった。やっとウォークマンの修理が終わって、友達との会話を早めに切り上げて途中下車したのに、預り証を忘れた。改札を抜けようとしたら(おそらく次の人が私が抜ける前に通ろうとしたので)時間差でドア?が閉まって股間を叩かれて、後退しようとしたら入ってきた方のドア?が閉まって、尻も叩かれた。夕飯は大好きな唐揚げで、久しぶりに牛乳を飲んで、その後しばらく左側を下にして横になったら、はらをこわした。
大きな事故や厄災さえなければ、顔が歪む程の肉体的苦痛を味わうのはせいぜい年に五回くらいなもんだが、年明けて一週間も経たないうちに早くも一回目の波がきてしまった。左側を下にして横になっただけなのに。ひとの腸とはかくも繊細なものであったか。笑う犬(2010寿)を見終わった頃に苦痛のピークを迎え、もう限界と布団に倒れ込み右側を下にして横になってみると、不気味な音を鳴らしながら腹痛がみるみる和らいでいくのが分かった。右側を下にして横になっただけなのに。ひとの腸とはかくも単純なものであったか。
家にいても外に出てもろくなことなんてありはしないが、学校が始まるとそれなりに生き甲斐があるもんだ。春休みに遊ぶ計画を立てた。きっと私ほどその日を楽しみにしている人はいない。みんなには他にも楽しみなイベントがたくさんあるだろうから。ある意味、何もないのって幸せなんじゃないかな。
モルグ街の殺人事件
エドガー・アラン・ポー 佐々木直次郎・訳(新潮文庫)
「モルグ街の殺人事件」「落穴と振子」「盗まれた手紙」は前に読んだ。訳者が違うとやっぱり印象もかなり変わってくる。後から読んだからかもしれないけど分かりやすく感じる。モルグ街は、こっちの方が早めに犯人が想像できる気がする。あとこっちのデュパンの方が十歳くらい上に感じる。いい具合に髭が生えてそうだ。
「マリー・ロジェエの怪事件」「早すぎる埋葬」は初めて読んだ。マリーの方は新訳のあとがきに「失敗作だから省いた」と書いてあったけど、面白かったよ。長々と曖昧なことを書いておきながら「おれ達の捜査はこれからだ!」みたいな終わり方、嫌いじゃない。
あと注釈がついてるのは嬉しい。いちいち自分で調べる気にはならないけど、知ると楽しいよね。三作中で「盗まれた手紙」のデュパンが一番格好良いと思う。大臣の家での行動は男前。もっとデュパンもの読みたかったな。違う訳を探すか。
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学校がない私はどうすればいいですか?(2010年初コメが重い件)