「お酒は二十歳になってから」を守っていると言うと、「エライね」と言われる。時として「エライね」ほど人を蔑む言葉はない。私が間違ってるような気さえしてくる。私はただ、硬派な紳士でありたいだけなんだ。
「お酒は二十歳になってから」を守ることは、か弱い女の子を守ることと似ていると思う。今時中学生だって好きなアルコールを主張するくらいだ。「お酒は二十歳になってから」ちゃんの必死の呼び掛けなんて誰も聞いていない。「お酒は二十歳になってから」ちゃんだってもう自分の声が未成年に届かないことはわかっている。それでも一生懸命、涙目になりながらも訴え続けている。紳士なら、そんな報われない頑張り屋さんを放っておける訳ないだろ?
たとえ世界人類が彼女を無視しても、私だけは守ってやりたかった。たかが二十年。悩めるレディのためなら、ほら、あっという間だったでしょう?
そんなあっという間の二十年間、私を嫌わなかった両親に感謝しつつ、ワインを飲む。
鯛、マグロ、茶碗蒸し、タマネギ。
十時過ぎに姉が帰ってきてケーキ。
母「頼むの恥ずかしかったんだからねッ!」
……まぁブランクがあったからね。しかたないね。
二歳!
ベルベのチョコケーキ、クリームがおいしい、いいケーキでした。
濃いココアと一緒に。
今日のお弁当。
照れる。奮発してカルピス買った。
学校でもらった手作りクッキー。
うまい!
Kちゃんからはメッセージカードをもらいました。こするとカレーのにおいがするシール付き。
おめでとうメールも今年は多くて嬉しかった。
件数の多さよりも、中学や高校の友達が覚えててくれたことと、泣かすんだか笑わすんだかわかんない長文を送ってくれたことが嬉しかった。
感謝しないわけがないだろっ!ありがとう!!!