2010/07/04 Sun

しまむ論


しまむらって「普通のオシャレな店の服とほぼ同じだけど何かが惜しいもの」が多いですよね。「ここがこうなってなかったら買うのに…!」って思うことよくありませんか。プリントが気に入ったTシャツだけど変なスパンコールがギラギラしてるのがちょっと…とか。ボタンがギラギラしてなかったら買うのに!とか。でもあらゆるファッションを広く網羅してるので、普通のオシャレな店で買ったものとほとんど同じデザインで安い服があったりして、そういうの見つけちゃうとちょっとへこむ。あと買ってから「何これすごいほつれやすい!」って気付くこともよくありますね。私が適当に選ぶからいけないのか?

こう、白くてファッサーって羽織れて夏でも着られる布が欲しかったんだけど、ハニーズでこれかなーと思ったのが二千円ちょっとする。しばらくサティを徘徊してみると、どこの店も似たような布がある、でもお値段がちょっといただけない。そんな時はサティの目の前にあるしまむらに賭けてみる。今回はたまたま探してたような布が千円で見つかった。しまむらを信じてよかったなぁと思いながら無事に購入。でもこういうのは稀で、裏切られることのほうが多いからね。ほぼ探してたものと同じ、だけど「このショッキングピンクのアクセントいるの!?」って時とか。……なんかあれですよね、しまむらの服って「母親が年頃の娘のために一生懸命雑誌を研究して作った服」って感じがしますよね。ほぼ合ってるんだけど何か違う、みたいな。夜なべして縫ってくれたのはわかるけど、え?この刺繍ってピカチュウのつもり、だよね…?みたいなそんな感じ。他の店と似たり寄ったりでとくにコンセプトのない服が多いけれど、しまむら自体は唯一無二の存在ですよね。ファッション界のおかん的ポジション。「しまむらはダサい」って言う人は、きっと反抗期なんでしょう。ワガママ言ってたら着させませんよ!







成人になったら弱音は吐かない、不幸自慢はしない、楽しいことだけ考える、と決めていたけれど、早くも限界です。




七月一日から両親が東北へ登山旅行に行ってました。帰ってきたのは今日の二時過ぎ。ということは、三泊も、私は世界で一番憎く思ってる兄と過ごすことを強要されたのです(※精一杯のやわらかい表現です)。しかもこんな日に限って兄は仕事に行かない。ほぼ家から出ない。まぁ人のこと言えないんだけど…。

今回は積極的に家事をやらない・自分のことだけやる方針にしたんです。問題は夕飯。親がいる時でもほぼ毎晩、兄が嫌で夕飯ボイコットをしてしまうくらいなので、二人きりで食卓を囲むなんてとんでもない。一日目はカレーがあったのでカレーを食べる。二日目は夜中になって勝手にリゾット作って食べる。三日目は、なんだかテーブルに鉄板が置かれて、肉と野菜が切られた状態で準備してあった。兄が食うのかな?片付け終わったら自分の分作ろう、と思ったら一向に肉を焼く気配がない。しかもリビングから動く気配がない。兄と同じ部屋にいたくない…(※精一杯のやわらかい表現です)。仕方ないから「敵の作った飯なんか食えるか!」っていう捕虜みたいな精神で空腹のまま寝ました。というわけで土曜日はざるそばしか食べてない。しかも変な時間に昼寝したせいで、背中を貫通しそうな勢いでベッコベコに減った腹を抱え、クーラーのない部屋を閉め切って、暑い布団の上で深夜二時まで睡魔の召喚に励みました。そんだら深夜に姉が帰ってきた。姉はクーラーつけっぱなしで寝て私が起きると千葉に帰った。一体何がしたいんだ。

晩飯抜きだけならまだいいんです。肉体的につらいのは我慢できるけど、両親がいないからって羽を伸ばしまくってる兄を見るのが耐えられない。お風呂上りには親が買ったビール&アイス三昧。そんで朝から晩までクーラーつけてるの何なの。母でさえ「クーラー入れるのは午後から・寝るときは消す」って決めてるのに、何で朝までつけるかな?向こうは部屋開けっ放しにして寝ればリビングからの冷気が入ってくるけど、私は兄のいる場所と空間的に繋がっていたくないので、部屋を閉めるしかない。私が暑いのは我慢するよ、でもこんなに堂々と親のスネかじりまくってる兄を見てると、虫唾が走るというか…(※精一杯のやわらk略)。アラサーになって定職なくても贅沢に生きていける様を見て、どうしてがんばろうと思えようか。下の者に示しがつかねえとか考えないのか。下ががんばらないと両親が楽できないから、甘えるつもりもないけれど…理不尽だよねぇ。

そんで私はクーラーに弱くて、すっかり喉を痛めた。そして熱が出た。ついでに今朝は寒さにお腹を壊した。だけど兄が長時間こもった後のトイレに入るなんて、お風呂でさえ無理なのに、もう吐くから、十時になるのを待って、起き上がるのもつらかったけど我慢して着替えて、徒歩十五分のサティのトイレで用を足した。サティは偉大だよね。どうして私がこんな目に…!って女特有のウザい被害妄想が頭の中を駆け巡り、弱気はいかん!と気晴らしにそのまま買い物。三千円強の出費。二日の帰り道も時間潰すために寄ったヨーカドーで三千円のワンピースを買ってしまった。おかげで財布がすっからかん。……うん、これは自分が悪いぞ。


何かに悩んだ時、「我慢する」っていう選択肢は必ず用意されてると思うんです。他の策を探すより早いし、丸く収まることが多い。自分は苦しくなるけどまぁいいやって、お手軽だからつい選んじゃうんだよね。暑くても我慢、お腹空いても我慢、喉渇いても我慢、トイレ行きたくても我慢。それで済めばいいけれど、悪化して体調崩すこともあるし、根本的な解決にはなってないから同じことが続く。こんなんで生きていけるのか?自分で自分を追い込んでるだけじゃないのか?って疑問形にしなくても、わかるけどよ、他にどう行動したらいいのかさっぱりわかんない。もう両親も働け出てけとは言わなくなったし、一生寄生するんだと思う。そんな人を追い出すための労力に比べたら、やっぱり我慢するしかないかなって、でも仮に私が卒業して自立できたとして、それまでまだ二年くらいあるんだよね。もう十年近くこんなことで悩まされて、まだ終わらないんだなって思うとね、いろいろバカやりそうにもなる。


ここに書いていることは、私が考えてることの百分の一にも満たないけれど、ここに書いてることの十分の一でも、口に出せたらいいのにねぇ。




なんかもう、いつまでも思春期だね。やめたいわ。

posted by あいだ at 22:22 | Comment(0) | 美容・健康
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。