昨晩はあのあと二時間弱、近所を徘徊しました。さすがの猛暑日先生も七時前になると恐れるに足らず、少し汗ばむものの、熱中症や日焼けの心配はなく風も心地好い。何より外を出歩く人が少ないので快適。時に他人というものは、梅雨時の湿度よりも鬱陶しく、真夏の日射しよりも厳しく心を傷つけるものですからネ(笑) うん、どうあがいても明るい文章にはならなかった。あいだです。
バイト先候補まで徒歩でどれくらいかかるか試しに歩いてみよう!と思い立ち、まぁ自宅からほぼ一本道で十分程度だろうと踏んでいたのですが……道中、ありえないぐらい大量のミミズが道にへばりついてたため歩くのを躊躇したのと、いかにも何かが生息してそうな生い茂った木の下を通るのがあまりにも怖かったため迂回したので、実際には十五分ちょっとかかりました。先が思いやられる…。私にお金があったらあの木を伐採してやりたいところですが、お金があったらそもそもバイトに行く必要もないという。世の中うまくできてやがる。
だけど、今の私は、もう木の下恐怖症で縮こまるただの不審者ではありません。そう、日傘!日傘があるのだよっ。日傘を差していれば、木の下に何かがぶら下がってても防げるじゃないか。恐れるに足らん。だけどよく考えてみると、防ぐっていっても日傘にはくっついてしまう訳で、それに気付かず日傘を差し続け、ふと上を見ると、傘の内側に蠢く影が……とか想像したら泣きそうになった。日傘の外側が粘着テープになってれば内側には来ないな、ってそれはそれで剥がすのが苦痛……じゃあ外側が、針状になってれば串刺しに、ってうぁああああああ
徘徊の目的はヤマダ電機へ行くことだったんですが、例の金色のカードを機械に差し込み来店ポイントがもらえるシステムの廃止を今更知りました。ガムテで封じられたカード挿入口を見て落ち込む。気を落ち着かせるためにブックオフへ行くが、また集め始めようと思ってたジャガーさんが14巻まで(←持ってる)しかなくてへこむ。暗い夜道、どこかに悪が潜んでるかもしれないと臨戦態勢で歩いて疲れる。疲れてるのに空腹と蒸し暑さで眠れない。地上で地獄を見つけることに秀でてる。この特技は履歴書に書いてもいいものか。