2010/07/24 Sat

アドレナリンぶっ垂れサタデー



渋谷Bunkamuraで開催中のこの展示に行ってきました。

高校時代、世界史の資料集で見た「農民の踊り」は心の中に強く残っています。当時Nちゃんとこの絵をまじまじと見ていろんなツッコミを入れたのを覚えています。どうして手前のおばあさんは小さいの?この表情は何なの?見れば見るほど不思議。


今日の展示は版画ですが、三時間ずぅっと、ツッコミが止まらなかった。


版画とは思えない詳細な描き込み。ほんっと細かいの。しかも訳わかんないの。見れば見るほど引き込まれる。一枚一枚、何度も「作品に近付かないでください」って怒られながら顔を近付けて端から端まで見たけど、それでもたぶん半分以上見落としてると思う。一センチ目線をずらす度に違う発見があるのよ。一人の人間が一生のうちにこんなに描けるなんて!それにしても状況が全く訳わかんなくて、いや神話のモチーフが描かれてる部分は分かるんだけど、周りのこの変な人たちは何!?どうしてこうなった!常人が思い付く範囲外の発想にツッコミつつ、これはこうじゃね?って勝手な憶測を妄想するのが楽しい楽しい。

何より世界観がすごいのよ!魚や鳥、分類もできないような訳わかんない生き物、全部どストライク。中でも一番は「大きな魚は小さな魚を食う」。魚類フェチやクトゥルフ的混沌が好きなら涎が止まらないと思う。後ろで釣りしてるオッサンもなかなかニクい演出してるよねー。この絵のアニメーションも面白かった。とくに左後ろで魚くわえてる足の生えた魚は、もう抱いて寝たいくらいすき!この子のスタンプは押しまくった。靴下(ブーツは裕福の象徴でそれを風刺しているんだとか)履いてるのがまたかわいい…。


去年もルーブル美術館展へ行って巨匠の絵をたくさん見ましたが、今まで出会った中で私はブリューゲルの版画がダントツですきです。かなり、かなり!!満足しました。来月末頃までやっているのでぜひ!鑑賞するだけじゃもったいない、妄想が得意なお友達を連れてこの世界を堪能してほしいです。



posted by あいだ at 23:20 | Comment(0) | 出かける
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