女として生まれて二十年。最近ようやく化粧して外に出ることを覚えました。今までしなかった主な理由は「めんどい」これに尽きるけど、まぁいずれしなくちゃならない年齢になるんなら、しなくていい時間は少しでも長くありたいじゃないですか。人生のほとんどを大人として過ごすのなら、私は少しでも子供でありたい、一つでも多くの問題を先送りにしたい、全部後回し。甘ちゃんなのです。末っ子だし。
成人式を過ぎてから、髪を切る決意とともに化粧品売り場へ赴き、歳の近いお姉さんにアドバイスしてもらって
雑誌も読まずに生きてきたので、最近、今更ながら、同年代の子は当然知っているような、女としての基礎知識を身をもって学ぶことが多いのです。昨日は少し気合を入れて、今CMでやっているルージュエナメルグラマー(あえて口コミのリンクを張ろう)の試供品を塗って出かけました。食事でも落ちにくい口紅らしい。が、外で夕飯を食べている最中、鏡を見ずともヌルヌル落ちていくのがわかりました。なるほど、オイルで化粧が落ちるなら、こんな濃い豚骨ラーメンの油で落ちないわけがない。世の中の真理に気付いた気分です。ちょっと感心。幸い食後は「何もつけてなかったよ?」ってくらい潔く落ちてくれましたが、割り箸にべったりくっついたのを見た時は食欲が失せました。スープまで飲み干して言うのもアレですが。
どうやら私はまだまだ花より団子、色気より食い気のようです。今度はあっさり系のスープで落ちるか試してみたいと思います。
アイダホうまいから早く食え。あと2日!