ボケ防止のため今月は頻繁に更新したいと思います。とりあえず三月の出来事でも振り返ってみましょう。
地震から一週間後に姉が帰省。無事で何より、だが、大津波警報による自宅待機のおかげでテレビに張り付き、すっかりポポポポーン中毒になっていた。その頃私はまだ震災のショックを引きずっていて、日中はニュースで気が滅入り夜は不安で眠れず過ごしていたけれど、四六時中ぽぽぽぽーん状態の姉を見ていたらだいぶ楽になった。その代わりいまだにポポポポーン中毒を引きずっている。というか悪化してる。
姉が帰省した翌日はT君が二十歳の誕生日だった。プレゼントはわりと前から決めていたこれに、SDカードを別で用意して、その中に自作のお祝い動画を入れた。ショッピングモールでビデオレターを撮影したり(幸い停電で休業中、それでも人はいた)、BGMや映像素材を探したり、なかなか楽しい作業だった。しかしエンコードしたものをちゃんとこれで見れるように変換するのが難しくて、出来上がったのが当日の朝八時。太陽が見えたときはもう間に合わないかと…。不眠のまま横浜で遊び、いったん帰ってからプレゼントを渡しに自宅へ。泣きながら喜んでくれた。よかった。使ったソフトを教えたら動画制作にはまってしまい、プレゼントより喜んでいた。ま、まぁ…楽しいならいいや。
今更ながら生まれて初めてDVDをレンタル。映画サイレントヒルを観たよ。ゲームはやったことないけど(怖いから)、プレイ動画はほぼ全シリーズ見た程度の微妙なファン。クリーチャーが出てくると怖いというよりはむしろテンション上がって、三角頭の登場で悶えた。怪物より人間のほうが怖かったな…。皮剥ぎ、火あぶり、真っ二つ、女の子に暴行はきつい。原作の雰囲気そのままで映画作品として十分成り立っている、なかなかの良作ではないでしょうか。裏世界と表世界の表現がよかった。同じ時に同じ場所にいるけど異世界って設定が活かされてるよね。さすがに主人公は鉄パイプで戦ったりしませんでした。
昔映画館で観たミュージカルもいくつか借りました。プロデューサーズが記憶以上に面白かったり、逆に劇場で感動したドリームガールズはほどほどだったり。八十円で二時間分の暇が潰せるとは良いコストパフォーマンスだ。それでいったら図書館のほうが経済的?いや、読書はDVD再生の三倍の気力と体力がいるから……いるよね?二時間どころか二週間くらい潰せちゃうし、暇つぶしのレベル超えちゃうよね。それにほら、文学とか本業だから…ねぇ?だから、その、暇つぶしどころか苦行……いやだ、なんだかモジモジしちゃう!
たぶんここ一年まともに読んだ本は一冊もありません。読書記録が物語る怠慢。そんな私も三年生。「派手なイベントはなくても平穏でたのしい」小中高での学校生活における三年生の法則は、果たして大学生でも通用するのか。次週乞うご期待。なんというか、この記事を書くために費やした時間を読書にあてたほうがボケ防止になりそうです。おそまつ。