こんな私からは想像できないほど、私の両親はアクティブです。二人の休みが合えばすぐ山に登りに行きます。私なんかは休みがあれば、すぐ家に引きこもってしまうんだけど。今週末は雨の予報。さすがの両親も登山は延期。しかし母は休みなのに家にいるのがもったいない!といったご様子。
母「あいたん、お出かけの予定ある?」
私「ないけど……(外出るのやだなぁ)」
母「三人で映画観に行かない?」
私「えいが!もしかしてパイレーt」←観たい
母「岳」
うーん……。以前劔岳で熟睡したことがあるので、今日もあんまり眠れてないし映画は絶対寝る、パイレーツでもたぶん寝る自信がある。あれちょっと待って、三人ということは父も行くのかしら?だったら夫婦で観に行けばよろしいのでは?どうしようかなーとその場では曖昧な返事をして、数分後。リビングから部屋にまで聞こえてくる母の声。
母「お父さん行かないって……誰も一緒に行ってくれないなあー!」
私「……みにいこうか」
観に行ってきました。結局父も行くことになって、母とはよく一緒に観るけれど、父と映画なんて何年ぶりだろう。ヒューマンドラマ的な邦画や日本のドラマがあまり好きではないので、期待せず「寝ないようにがんばる」くらいの気持ちで臨んだら、予想外に面白かったです。最後まで起きてたよ。渡部篤郎が渋くてかっこよかった。
私の隣にヤンキー風の男の人が女の子連れで座ったんだけど、人が死ぬシーンで鼻すすってる音がきこえたり、お腹鳴ってるのをごまかそうとしてたり、静かな場面でポップコーン食べる時に音立てないように気を遣ってるのが印象的でした。意外といい人!