去年「十年日記を書きたい」などと抜かしていたが、結局買ったのは五年日記。十年日記は重くて分厚いのしかなくて、狭いベッドの枕元で広げるにはちょっとでかすぎた。三年分だと、読み返すにはちょっとボリュームが足りない。五年くらいがちょうどいい。
一日五行程度なので、今日やったことを羅列するだけでもそれなりに埋まる。文量はちょうどこの記事の一段落分くらい。十五分程度で書ける。今のところ、飽きずに書き続けている。残念ながら、一月一日から今日までの主な話題といえば現在の病状についてで、何だか闘病日記になってしまっている。四年分の空欄を眺めつつ「この頃までちゃんと生きてるかな…」などとぼんやり考えてしまう。
長い間、奥歯に違和感があって食事がままならない状態が続いていたが、先週お肉を噛んでいる最中に奥歯に被せてあった銀歯が取れて、それ以来比較的まともに食事を摂れている。だけど虫歯を削った場所はぽっかりと空いたままで、一刻も早く歯医者に行きたいのだけれど、まだせきが残っているため口を開けての治療は厳しそうだ。なんてタイミングの悪い銀歯だ。もっと健康な時に取れればいいものを。
あれから薬を飲んで、のどの炎症やせきが止まらなくなる症状は和らいだ。が、一週間分の薬はなくなりそうなのに、まだせきは微妙に治りきっていない。そして相変わらず胸が痛む。「薬がダメなら来い」っていうのが医者の指示だったし、今日は午後の授業を休んで、これから例の内科へ奇襲をかけたいと思う。
ちなみに昨晩は一睡もしていない。今まで幾度となく一徹でレポートを書き上げてきたが、さすがに日付変わってから白紙のレポート二つはきつすぎた。溜め込みすぎた。でもやっぱり何だかんだ言って毎回一応は完成する。それも経験を積む毎に、ギリギリで終わらせるテクニックが向上していく。別に狙ってる訳でもなく自然な形で終わるのだ。先週のレポートは提出十分前に完成し、今回は家を出る三十分前に完成した。
私のこの「レポートを時間ギリギリに仕上げる技術」は特許をとれるレベルだと思う。そんなことを友人に話したら、「それだから治らないんだ」とずばり指摘された。