ついにモデル活動開始!?
なんと、私の写真が表紙を飾りました!!!
……両親のブログの。
親子愛!
あいだです。今日も就活をふりかえり、恥さらし。
少し就職活動とは離れてしまうけれど、ド文系人間として就活をして思ったこと、兼ねてから思っていたことなどを勝手に語ります。
・文系文学部は御社の役に立ちますか
私は2009年に都内中堅私立大学の文学部に入学しました。
某掲示板なんかを見ていると、「文系は営業しかない」「文学部とかオワコンwwwww」みたいなことがたくさん書かれています。私も、うはwwwwたwしwかwにwwwwwwとしみじみ思った時もありました。選べる職種がなく、営業ばっかり志望していた頃もありました。どう見たって向いてないし、やりたくもないのにね。
実際は、何とかなる。何とかなった!私の経験に則ると全部この結論で片付いてしまいそうですが、文系で就活を控えている人、進路を決めかねている高校生、またそんな人が周りにいる方々に、一学生として私は言いたい。
バイト先で「文学部に興味あるけど就職で不利そう」と悩んでる生徒と話したことがあります。こう言っちゃ無責任だけど、もうね、そんなん気にせず学生のうちくらい好きなことをやったらいいと思う。業界職種にもよるとは思うけど、文系なら何学部でもたいして変わんないと感じました。同じ学部の先輩や周りの子だって、いわゆる「勝ち組」みたいなところに行った人、何人もいます。逆に理系で苦労している友達もいる。
私なんて研究対象が日本の古典文学なので、法律や経済などの実学を学んだ訳でもなければ、英文学科みたいに語学をやっていた訳でもない。「それが我が社で働く上でどのように役に立ちますか」なんて聞かれても、「たぶんないです」が正直なところ。
その質問自体がおかしいと言ってやりたい。私はどんな学問でも「役に立たない」とは思わない。文学が金になるとも思ってないけど、役に立つかどうかだけで判断するのはつまらん、と私は思う。たとえ生きるのに必要ないとしても、物語や詩や絵画や音楽の文化がない世界に住みたいとは思わない。
そもそも大学や学部を決めたのは十八歳の生足女子高生、会社や社会なんて知ったもんじゃない頃。その歳から「就職先の企業へ直接的に貢献できる学問を!」なんて考える訳もなく、法律や経済を学びたいとはあまり思わなかった私は、純粋な好奇心に従った。その結果として気の合う友達、尊敬できる先生に出会えたので、文学部に入ったことは一ミリも後悔していません。これだって一つの生き方で、否定される筋合いはないじゃないか。個人主義だって許されていいと思うんです。個人の幸せの追求と社会貢献は必ずしも相反するものではないっ、と思います。
ただまぁ数学はやっときゃよかったなーと思います……中学の頃から「二次関数が一体何の役に立つのさ!」って感じだったからね。役に立たなくてもいいじゃん、超ウケるじゃん二次関数、やっとけやっとけ。中学の頃の自分にそう言いたい。もしかしたら「クッ…あの時二次関数を学んでおけば、恋人の命を救えたのに…ッ!」ってシチュエーションが、この先ないとも言い切れないでしょう。未来なんてわからないんだから。逆に人生何が起こるかすべてわかってて、そのために必要なことだけやる生き方なんて不可能だし、そんなの楽しくないよね。
自分の子供には、たとえ泣かせてでも数学から逃げるなと言いたいです。塾で「数学なんて役に立たないよ!」っていう生徒もよくいるけれど、そうだよね、でも学ぶことに意味があるんよ、どうせ授業中は暇なんだしやっとけ、と伝えています。ちっちゃい可能性でもさ、自分から潰すことないんじゃない。食べれないし薬にもならない花だとしても、とりあえず庭は賑やかになるから、種を蒔いとこう。そのくらいの気分でやっときなさい。そう思った。
だいぶ話が逸れたけど、文系でも文学部でも何とかなるぜ!ってことが言いたかった。ただし数学できないとか偏差値低いからとかそんな理由で文学部に入ると、確実に後悔するよ!結局、何をやったかが大事だなぁと思います。