走るのがたのしいお年頃!週に2〜4回ほど近所を走っています。短くて二十分で二キロ程度、長いと一時間以上かけて六キロぐらいかな。「じんわり汗をかく」を目標にゆる〜くやってます。
初めは信号まで走って次の信号まで歩いて…なんてやってましたが、最近ではゆっくりペースなら二キロくらいノンストップで流せるまでの体力を取り戻しつつあります。冬の夜が好きなので、外にいるだけでも楽しいんです。走ったあとのご飯がおいしい!ボジョレーヌーボーも!健康のためにも継続していきたいですね!
珍しく健康的な話をした後で、がらりと話題を変えて、ちょっと気持ち悪いことを言ってもいいですか。
最近、宵風のことを考える度に胸が苦しくなるんです。
ふと高校時代に友達に借りた『隠の王』っていう漫画が読みたくなったんです。確か九巻あたりまで借りて読んだかな?
現代に生きる忍が、秘術をめぐって対立したりする話で、バトル漫画というよりはもっと繊細な内容だったかとざっくり記憶しています。絵柄や表現が女性向け、といっても世に言う「女性向け」のジャンルではないけれど、結構好みが分かれそうな漫画。最初は感情移入しづらくて、そこまで印象に残る作品ではなかった。
それでも結末が気になり、懐かしさから読んでみたくなって、ジョギングがてらブックオフに通って立ち読んだ訳です。最終巻まで。そして、宵風はその漫画に出てくるキャラクターの一人なのですが……。
うう……宵風……。
なんだろう、この喪失感。好きな漫画はたくさんあるし、好きなキャラクターもいますが、二次元に熱狂するような性格ではないはず……それでも読後にまで余韻が残るこの感じ。「それくらい好き!」って訳ではないんです。萌えとかとは違うんです。本当に、心の底から幸せを願っていたというか……昨晩なんてふと思い出して胸が苦しくなり、「でもこれで良かったんだよね、宵風は幸せだったんだよね…」と自分に言い聞かせてましたから。枕を濡らしましたから。我ながらうわぁ…と思いますが、それくらい印象的だったんです。
作品としては良作だと思います。ストーリーとしては戸隠編が一番好きだな。キャラクターとしては雪見が一番好きです。Webラジオ聴いたら俄雨が好きになりました。でも、「宵風ーっ!」ってなってしまう。何でしょうね、この気持ちは。えっ、病気?あ、ああ〜…。
隠の王 / 鎌谷 悠希 1〜14巻(Gファンタジーコミックス)
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