やっぱりラスボスは卒論だった。いや、「直前でどうにかなるだろうと半年ほど手付かずで放置していた期限間近の卒論」こそがラスボス。どうしてこうなるまで放って置いた。
現実逃避として就職活動時の思い出を語ります。今回は就活関係の特集でよく見るソーシャルメディアとスマートフォンの活用について、どちらも活用しなかった人間の立場から勝手に語ります。相変わらず主観まみれだけど、主観を集めて客観の肥やしになればいいと思う。
・「ソー活」はしなかった
ソーシャルメディア否定派って訳でもないのですが、とくに利用しませんでした。Facebookのアカウントは持ってないし、Twitterはロクなこと言ってないし。
「ホームページも見てくださいね」と同じノリで「Facebookも見てくださいね」と言う企業はあったけど、選考で話題になったこともなく、必要性を感じるような場面はなかったです。あってもやらなかったと思う。
ただ一度だけ、グループディスカッションで一緒になった五人くらいと駅まで歩いた時、「Facebook教え合おう」という雰囲気になったことがあります。私は「前々からやろうとは思ってたんだよね〜これを機にやってみようかな!」と言ってお茶を濁したきり結局やってない。彼らとはそれきり会うこともない。
「ソー活元年」だとか取り上げられていましたが、私の場合とくに影響もなく必要性も感じませんでした。べ、別に、Facebookやってなくったって、交友関係が乏しい訳じゃないんだからねっ。マイミクだって四人もいるんだから!(mixi歴四年)
・ガラケー×方向音痴の迷子対策
就活はすべてガラケーでやり通しました。ガラケーで全然いけるけど、「こんな時スマホだったら」とは何度か思った。
とくに乗り換えと地図に関しては、スマートフォンだったらどんなに便利だったか!初めて行く場所ばかり&方向音痴なので、三回に一回は迷ってた。「駅から徒歩一分」の会場を、三十分以上探し続けたこともありました。
初めのうちは普通に地図を印刷して行きました。でも一枚の紙に道順を収めようと思うと1/5000くらいの尺度が限界。これじゃ交差点・目印・ビル名までは入らない。
そこで次に考えたのは「手書きの地図」。何番出口をでて、何ていう交差点で曲がるかなどを、自宅のパソコンで調べて詳細に書き込みます。印刷した地図よりは役に立ちますが、これ持って歩くのはめっちゃ恥ずかしい。
さらに対策を練って、これは絶対迷わない!と確信を得たのは、「Googleストリートビューで駅から目的地までを事前にシミュレートしてから行く」という方法。実際に駅を出ると「この風景、昨日見た!」(進〇ゼミ漫画風)という具合に、まるで一度来たことがあるかの如く、一発で目的地まで辿り着ける画期的な方法……だけど、地図を書くより面倒なので一回でやめた。
五月頃にiPod touchを入手したので、それ以降はこれのアプリを活用し「自宅のWi-fi環境で地図を表示してスクリーンショット」という方法に落ち着きました。これならオフライン下でも見れる。ビル名までしっかり拡大できるので、正確だし手間もかからず、街中で紙の地図を広げるよりスマート。
地図さえどうにかなれば、あとは万が一電車が止まった時の乗り換え検索くらいでしか外出先でネットをしないので、私はガラケーで十分でした。そもそも道に関しては電子機器に頼らずとも「それっぽい就活生に声をかけ同行ないしこっそり尾行する」「人に尋ねる」という奥の手がある。
そういえば駅前で地図を眺めていたら、親切なおっちゃんがやたら的確に教えてくれたこともあります。そのおっちゃんは他の就活生にも同様のことをしていたので、実は地元民を装った案内役だったのではないかと思ってる。築地にいそうな装いだったけども。
「出先で説明会予約しなきゃ埋まっちゃう!だからスマホは必需品!」
→ガラケーでも就活サイト見れるよ。
「企業からメールが来るからこまめにチェックしなきゃ!だからスマホは必需品!」
→ガラケーでも以下略 出先でお祈りメールを見た時の虚脱感は異常。
これはまぁガラケーでゴリ押した旧型人間の意見ですが、確かに一瞬で予約が埋まるようなケースは多々あるので、誰もが知ってるような有名企業や人気企業を目指すならスマートフォンの方が効率いいとは思います。でも就活はお金がかかる上に、なかなか稼ぐ時間が取れないから、金銭的な理由でスマホを敬遠してる人はガラケーという選択肢も十分アリだと伝えたい。どんなツールを使っても、結局最後は人対人。
時代の流れに抗うかのようなアナログ人間っぷり。就活ネタを書けば書くほど、「こいつじゃなかなか内定もらえないわ」と思われてしまいそうで、残念です。ほんと残念な人です。
反面教師として役立てば幸い!もう数回続きます!