見ての通り、SNSみたいなコミュニティが苦手なタイプ。「FacebookとLINEは死んでもやらん」と腹に決めています。
ダイヤルアップ回線時代にネットにはまった残念な子ですが、2000年代前半はまだヒトの顔写真なんて滅多に転がっていなかった気がします。匿名は当たり前、個人ホームページのプロフィールは個人情報なんてせいぜい「生息地:地球」くらいのもんで、写真よりGIFアニメ、そもそも1ページあたり1MB以上のページが少ない。インターネットってそんな世界だったように思う。
私自身も性別・年齢・見た目・経歴を気にせず、内容だけで勝負できるところネットの魅力だと思ってるので、某巨大掲示板の名無しとして好き勝手に発言するほうが気楽だったりします。発言の後にいちいち(無職・22歳)なんて書かれたら、言いたいことも言えやしないわ。
そんな妙な性分のせいで、実名・顔出しで実際の知り合いと繋がるFacebookを敬遠してます。mixiも実際の人間関係を引きずるのが嫌だったけど、仲の良い人だけでこっそりできるし、微妙な仲の知り合いに気を遣わなくていいし、今思うとまだマシなほう。プロフィールも適当でいいから、私は全項目合わせて20文字くらいしか書いてない。名前「ねこ」、自己紹介「やきそば」、このくらいのシンプルさ(仮)。
LINEはというと、ネットで調べて怖いイメージがついてしまったのと、「ライン」の発音から漂う若者臭と、よく見かける「スタンプ」の絵柄が生理的に受け付けないのが理由で手を出せずにいます。「電話帳のデータをサーバに送信」と聞くとたいした身分でなくても身構えてしまいます。Skypeみたいに捨てアドとIDでできればいいのに。というか、Skypeが流行ればいいのに。
普通は「サイン」のように一文字目にアクセントを置くものが、無アクセントで発音されるところが、保守的な人間に対して近寄りがたさを醸し出していると思う。部活動は「クラブ」だけど「クラブ」だと若者の溜まり場、「バイク」や「カレシ」も同じ。
あとはどちらにも言えることで、ただ単に「流行ってもてはやされてるものが苦手」というのが大きな理由だったりします。もっと根本的な問題としては「やる友達がいない」という……おっと、あいださんをいじめるのはそこまでにしてもらおうか。泣かせるのはよくないよ!
……そんな断固たる決意(笑)を持っていたわけですが、昨日みっちゃんに「LINEやろ〜」と言われてあっさりLINEデビューしました。電話番号で登録するのに抵抗があったので、Facebookアカウントから登録するため同時にFacebookデビュー。
まぁ、時には信念以上に大切なモノだってあるよね!愛ゆえにね!