霧のかかる街を歩いてる。
ブレーキを握りっぱなしで下り坂を駈ける毎日は変わらない。
無害な外面は無難な評価を下されて誰の記憶にも傷跡を残さない。
棘をまとっていた心はいつしか削り取られた。
摩擦を避けていたのにいつの間に削れていたんだろう?
私は世界を変える方法を知っている。
霧の街から離れる方法を知っている。
それができないのは、しないのは、なぜだ。
結局甘えなんだ。
どこか楽観的に構えている自分もいる。
いつか抜け出せる。私なら大丈夫と。
もう少しなんだ。
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きっと遠い昔から同じようなことを考えて悶々とした人が何億人といることでしょう。
淘汰されないということは、きっと何か意味があるんだろうなぁ。