道後温泉。写真は駅前のからくり時計(完全版)です。夏目漱石の『坊っちゃん』の街らしいんだけど、原作を読んでないんだよねぇ…所々に関連のオブジェとかがあって、ご当地キティにもなってるマドンナさんが誰なのかもわからないし、残念です。帰ったら読もうかな。あと、このからくり時計のすぐそばの自由に入れる足湯につかりました。何か、かゆくなった。
午後は四国を脱出して、わざわざ行き先設定したカーナビを完全無視して(ドS)、ひょうたん島とかを見ながらしまなみ海道を通って、尾道のホテルに荷物を置いてから適当にブラブラ歩く。ほとんどの店が木曜定休日の商店街は、すんごい寂しい感じだった。でも寂れた場所って、なんかトキメくよね。人が全然いないし、明かりもついてなかった。あぁでももしかしたら、日が暮れて暗くなると黒い影みたいなのがウヨウヨ動き出すかもしれない。そんで私の前を歩く両親が突然どっかの屋台の食べ物を勝手にガツガツ食べ始めて、ダメだよぉーって止めても聞かなくてみるみる太って豚になっちゃうかもしれない。そして逃げ出そうとした私は両親を助けるために変な温泉で働く事を決心して、顔がでかいババアと足がいっぱいあるジジイに会って、お風呂で汚物みたいな客の相手して、ア…ア…しか言わない黒くてヤバいやつに好かれて、そして最後には「千を出せ!」と「砂金だ!」のカエルの声マネができるようになったって、みんなに自慢するんだ。千と千尋のホニャラララより。
そんな感じの寂れた商店街の小さい店で、お好み焼きを食べました。キャベツたっぷりで麺が入ってる広島のあれです。モチがおいしかった。お腹いっぱい!