2011/04/18 Mon

ひとり軍記


やっと時間割が決まった。今年は火・水・木曜日の週三登校です。平日に二回も休みが!やっほう!

月曜日の昼間からひとりでカラオケに行っていたのは、そういったわけなのです。平日休み→学生がいない→ひとりでカラオケに行こう!って発想しかない自分がかわいそう。


いつもひとりの時に通っているのは、自宅から徒歩五分程度の場所にあるマイナーなお店。フリータイム800円と少し高めですが、500円引きのメルマガクーポンもあるし、何より有名所に比べて学生が少ないんじゃないかと。部屋も綺麗で、外から中が見えにくく、持ち込みOKで1ドリンク制じゃないから店員の邪魔も入らない。ヒトカラにはもってこいなのです。

しかしこの店、勝手に相撲取りやら地元野球部の応援セールをやったり、W杯の時にブブゼラを無料配布したりと、何かと変なイベントが多い。自家製パンの販売を始め「今日からベーカリーカラオケになりました!」なんてメルマガが届いた日には、どこに向かってるのかと。割引はありがたいけど、以前受付でひとりダーツをやらされたこともあり、イベントには要注意なのです。的に当たらなすぎて恥をかきます。

そして今日届いたメルマガには「第一回カラオケ大会開催!」……なんということだ。大会自体は来週だけど、きっと大会に向けて地区の猛者どもがこぞって自慢の喉に磨きをかけるにちがいない。そんな中で行ったら「あ、こいつ参加者だな」って思われてしまう。参加者に果たし状を突きつけられるかもしれない。画鋲仕込みの手で握手を求められるかもしれない……!


まぁそんなことはないだろうけど、たまには新規開拓もよかろう。少し遠めの全国チェーン店へ。外から丸見え、音洩れもひどいけど、施設自体はまぁまぁかな。桜坂を繰り返し歌う先客のお兄さん、あとから来たうたのおねえさんみたいな声質のお姉さん、演歌を歌い続けるおじいちゃんおばあちゃん集団。私の周りはみんなプロ級でした。何がせつないって、たまに自分の歌声を録音するんだけど、あとで聴くと自分の声より隣のお姉さんの美声のほうがハッキリ録れてた。ヒトカラ後の虚無感は異常。
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2011/04/17 Sun

夢見るとかそんな暇もないこの頃



姉がプチ帰省していた。実家に来るのはせいぜい三週間ぶりだし、今回は週末休みだけなのに、突然どうしたのだろう。その時に残した言葉がこちら。


ごめんなサイ
もうしませんとくん
しつれいしましたきりすずめ
だいじょうブラックバス
がマントヒヒ
しょぼぼぼーん



なんてネガティブな……。ほんと何があった。


それはそうと、あいさつする度ともだちがふえるというけれど、「おやすみなサイ」って言うシチュエーションにある時点で結構深い仲になってるんじゃないかと勝手に想像してます。
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2011/04/09 Sat

粋ってやつよ


だらりだらりと過ごす日曜日。午後に起きて、たっぷりのランチとお菓子、漫画読んで寝る。四時頃に登山に行ってた両親が帰ってきて、部屋の真ん中で仰向けになってる娘に一言。
「選挙行こう!」


その、選挙があるっていうのは、もちろん知ってたんですけど、今回は(今回も)ちょっと行かないかなーって思ってたんだよね……ほら、忙しいしね!ご、五時半から用事あるし……。まぁでも、投票所の近くにある神社の桜も見ごろですし。用事(笑点)まで少し時間あるし。そんなわけで初めての選挙に参加しました。なんかすごい久しぶりに字を書いた気がする。

無事に投票を終え、神社を横切って目の前の酒屋へ直行する母。チューハイがなかったのでビールをふたつ母がチョイス。家族連れの花見客がまばらに点在する敷地内の、桜の木のねっこに腰掛けて、かんぱーい。にがっ!!

あっという間に飲み干した母は銀行へ向かい、私は四分の三も残ってる缶とゴミを引っさげてベロンベロンしながら帰宅。残りは父にあげました。いやー、母は偉大ですね。私がもしあの状態で銀行なんかに行ったら、何かやらかしてどっかに放り込まれてたかもしれませんね。


明るい時間からビール片手にふらふら歩く日曜日、大喜利で下半身絡みの回答率十割だった小遊三師匠に、春を感じました。
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2011/04/08 Fri

リビング・マーチ


三月三十一日。私はこの日を忘れない。

ズームイン!!SUPER最後の日。中学生以来、特定の番組を追いかける習慣はなくなったが、ズームインと笑点は私のこだわりだった。真面目でありながら堅苦しさはなく爽やかで、俗っぽさのない知的なユーモアが魅力だった。解説では真面目な辛坊さんや五郎さんが、合間のミニコーナーにではにこやかに、ちょっとだけくだけたコメントをするのがすきだった。羽鳥さんと西尾さんも本当にいいコンビだったよね。どんなに寝起きの悪い朝でもズーミン・チャーミンを見るといやされた。

去年から早起きすることが少なくなって、週に一・二回しか見なくなってしまったけれど、最後の日はがんばって五時半に起きて、ずっと見ていた。そしてずっと泣いていた。まさかニュース番組で泣かされるなんて。七時台になってからはさらに寂しくなって、お天気リレーと最後の五郎さんのコーナーでは、母親の前にもかかわらず涙が止まらなかった。最後のみんな揃って「ズームイン!」で絶頂を迎え、スッキリ!!になってもしばらく放心していた。ちなみに書いている今でも泣いています。とにかく、私にとっては青春をともに過ごしたかけがえのない、最高の番組でした。ありがとう。


あの日、「本当に全てが終わってしまうかもしれない」と思っていた三月は過去になった。当たり前の日常が突然なくなってしまう喪失感に怯んだ足は、それでも「与えられるのが当たり前の」明日へと歩いている。踏み外すことを恐れて下ばかり向いてられないんだ。だから私はZIP!を受け容れよう。だがヒルナンデス、おまえは別だ。


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2011/04/06 Wed

いまわたしにできること



節電、と称してサボり… 自粛しておりました。ブックオフで漫画を二冊以上連続で立ち読みすると目眩がして立ってられなくなる、あいだです。元気です。不健康は仕様です!

純白のパンツを穿く女の子は、洗濯の手間や物持ち云々を考えてないというか、見せるために穿いてるようで素直に喜べないよね。世間は新学期。大学によっては五月から始まる所もあるそうですね。私の通う田舎大学は例年通り始まってます。昨日は健康診断のために登校しました。大学構内はサークル勧誘で男も女も猿山のごとく盛っておりましたが、駅構内にいる女子高生は、フレッシュかつ新入生はまだスカート丈をいじってない、髪も黒くてサラサラ、のさばらずちょっぴりキョロキョロしてて癒されます。数週間もすればそんな麗しい少女も激減してしまうのでしょうか。桜のようにはかない。これぞ美学。

あぁでも特定の誰かに喜んでもらうために選んだとかなら、白はいいチョイスだよねぇ。いつもの友達と待ち合わせて久しぶりに会い、健康診断のあとお昼を一緒に食べました。実はKちゃんとは春休み中に一度会ったので一ヶ月ぶりくらいなんですが、春の陽射しの中でこう、いっそう可憐でした。いや、春といわず春夏秋冬かわいい。ACのCMの中では「おやすみなサイ」が好きだそうです。私は「おはよウナギ」派かな。


制服をきちんと着てるから普段は鉄壁だけど、罵りながら踏まれたときだけ純白がチラチラ見えたら素敵だよね。そんな妄想を供給していく次第ですので、今年度もよろしくお願いします。需要が供給を上回らない限りやめません。

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2011/03/12 Sat

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元気です。


最初の地震発生当時、T君と自室におりました。「またか」と思っていると予想外のデカさ・長さの揺れ。私の家は十四階建てマンションの十二階です。はしご車が届かない高さらしく日頃から「揺れたらおしまい」なんて、震災対策を放棄していたせいもあって、揺れる揺れる。なす術もなく縮こまっていました。

幸い私の部屋は、引き出しが開いたり棚の小物(大きくても小型のラジカセ)が落ちたりする程度で、被害はかなり少なく済みました。大きな揺れが治まってから部屋を出てみると、台所ではいくつかの食器類が割れ、プリンターが落下、テレビが前のめりに倒れ、テレビ台崩壊に伴い書類などが散乱、という有り様。泥棒に入られたあとみたいでした。

とりあえず身の安全が優先です。非常階段を降りると、外に出ている住民は予想外に少なく、のんきでした。携帯が繋がらないので、T君のおかあさんの安全を確認するためご自宅へ。おかあさんはのほほんと出てきて「すごかったねぇ。でもあいだちゃんの安全が第一だねぇ」と声をかけてくれて、なんだか急に、ほっとして涙が……。一軒家のT君宅は物の落下もほとんどなかったらしく、道中覗いたコンビニでも、商品はきちんと並んでいました。私が感じたより、この地域の被害はたいしたことなかったみたいです。防災頭巾かぶってる小学生だって泣いちゃいないってのに。

しばらく天然おかあさんと話していたら落ち着いてきて、家の片付けをするためにうちに戻りました。ぱっと見、物がかなり広範囲に散乱しているようだったけど、転がってるのは大量の書類やら訳わからないガラクタやらの小物ばかりだったので、修復はさほど困難ではありませんでした。散乱したものを一通りまとめ、余震にびびって外に避難。七時過ぎに帰ったら連絡のつかなかった父と母が帰宅していて、何事もなかったかのように晩ごはんの用意をしてました。プリンターは動くか未確認ですが、テレビは映ります。絶望的に見えたテレビ周りもほぼ元通り。

心配なのは海岸から徒歩三分ほどの距離に一人暮らし&勤務してる姉ですが、メールは比較的はやく届き、市役所に避難→女子会ディナー→カラオケとの連絡が。ひとまず安心、だけど日付が変わる頃、まだ大津波警報が出てる頃にアパートに戻ったようで、姉とメールしつつ、私は布団をリビングに持ってきて両親と寝ました。ほとんど寝れなかったけどね。兄も夜中に帰ってきました。兄の部屋は、寝る場所もないほどの大惨事だったそうです。


神奈川県は震度5強か弱だったと思いますが、過去に経験したことがないような恐怖を感じました。一人だったら間違いなくパニックになってました。今でもニュースを見ては震え、その震動にびびってまた震えを繰り返してます。こわいです。一刻もはやく安心できる時がきますように。今はただ無事を祈りるばかりです。
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2011/02/23 Wed

にやけさん


どもども!わたしです!……え?いつもと違うって?へへっ、やっぱりわかっちゃいます?アンタも好きねっ!そうです、デジカメを買いました。

寿司を回す生活を送っていた頃のささやかな収入で、初めての大きなお買い物です。前から欲しかったものね〜。わが家は両親姉ともにLUMIX愛用者ですが、私は「カメラならニコン」という謎の先入観からニコンだけに狙いを絞り、ジョギングついでにあちこちで値段を比較したりして、案外さらっと決めました。NikonのCOOLPIX S6000です。色はシャンパンシルバー。店員さん曰く「夜景に強い」S5100と迷ったんだけど、そっちはボタンのデザインがシンプルすぎて安っぽかったので……。こっちはジョグ?になっててクルクル感が何となくクール。値段もちょっとこっちの方が安く一万二千円くらい。性能よりも愛着をもてるかどうかが大事ですよね。

ただいまバッテリー充電中。まだ何もいじっていません。ご存じの通り撮影下手な私ですが、これを機にあらゆる場で戦えるカメラマンになれたらいいなと思っております。最初に撮るのは何がいいかな。どうせくだらないモノだろうな。

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2011/01/31 Mon

アンチフェブラリー


はんにゃーはーらーみったー……、はっ!私は一体何を?どうしよう、試験は終わったのに般若心経が頭から離れない。いけない、いけない。気を確かに持たないと。とりあえず座禅でもしようかしら?


学校が終わってから本格的にすることがないです。去年なんかは教習所に通っていたので程好く一ヶ月が潰れたのですが、今年はいかがいたしましょう?諸事情によりバイトもできず、何をしようかなあと考えるだけで日が暮れる現状。座りっぱなしはいかんなぁと思っているけれど、とりあえずパソコンの電源をつけるのが手っ取り早い暇つぶしで、最近始めたのが3DCG制作。片っ端からそれ関連のフリーソフトを試して「そうかそうか」と頷く遊び。昔からの癖。3Dもだいぶ前に手を出したし、ゲーム制作、プログラミング、作曲、FLASH動画など、急に「やってみたい!」と思って物凄い勢いで情報収集をするんだけど、結局「こういうものを作りたい」という目標やアイディアがないため一通りソフトをいじったら飽きてしまう。今回もそれだろうなぁと思いつつ、チュートリアルを読みながらいびつなポリゴンを生み出しています。やってること自体はクリエイティブなのに、何かを失ってる気がするんだ。


座禅でもしてたほうがまだ有益です。

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2011/01/25 Tue

反逆のこけし


「胸が隠れるくらいまで」は一年前に達成し、「成人式まで」も数週間前にクリア。伸ばし続けて背中の真ん中あたりまで伸びた髪を、先週切りました。ハスキーボイスのギャル男風紳士に「思いっきりお願いします」と告げて、ざっくりと切っていただきました。顎よりちょっと下くらいの画期的なショートカットになりました。憧れの黒髪ストレートショートカット。毛がないみたいです。ないのかもしれません。絡んだり静電気でうっとうしくなったりしないので、大変気に入りました。廃れた日本人形からこけしへと進化したような感じです。進化、です。

寒くなってから外でのおしゃべりの場所にマックを利用することが多くなったのですが、何だね君、あのトレイに載ってる紙は。食事中に何てものを見せるのでしょう。台所および浴槽の汚れを擦り落とすのに用いる掃除用品を模したあの黄色いキャラクターを毛嫌いしていることは四年半ほど前に世界へ発信したはずです。ハッピーとは何なのか。体に悪いからと月に一回しか連れてってもらえないマック、待ちに待った日曜日、仕事休みのお父さんも一緒に「おもちゃなにかなー!」ってウキウキしながらマックへ訪れた子がアレを見て落胆する光景が目に浮かびます。かわいそうに。

ちなみに先日放送していた映画「宇宙戦争」も、前半もかなり前半の、アレが映ってるテレビがちょこっと出てきたシーンを見て何かがそがれました。理屈ではなく、相性なのだよ。どうしようもない。
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2011/01/22 Sat

ひとのしあわせをいのる


ノーミュージック・ノーライフ。「音楽のない人生なんてビールの切れた真夏日みたい」そう、街を歩けば必ずと言っていいほど、寄生した線虫に脳を貫通されているかのごとく、耳の穴から紐を垂らしている人を見かけますね。彼らは皆こうしていないと干からびちゃうのでしょう。かく言う私もイヤホンに寄生されたひとりです。一人で歩く時、とくに通学中は音楽が欠かせません。余計な喧騒を遮断したいのです。

だけど時に他人の会話というのは実に興味深く、意外な知識を脳に(半ば強引に)喰らわせてくれるものです。たとえば平日午前の住宅街。ささやかな公園、並木道。ハリガネムシのようなコードをチュルリと耳から引き抜いて、素朴な住民の声に耳を傾けてはいかがでしょうか。真冬とはいえ年始から晴天が続く昼下がりの神奈川、神社付近の曲がりくねった道は、静かで暖かく心地好かった。そして通りすがりの男子小学生の会話から、私は誠に有益な情報を耳にしました。


「魔界軍団ジエンドは弱い」


ほう。そうかそうか……で、魔界軍団ジエンドって何?


今日も天気がいい。こんな日は、きっとこの地球のどこかに魔界軍団ジエンドについて詳細を語りそうな小学生の会話を盗み聞きしている人がいるのだなぁと思ってくれれば幸いです。

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2011/01/03 Mon

ナキウサギのあまがみ


新年だぴょん!


あいだです。今年も、全面的に、よろしくお願いします。お正月とはいえ試験直前、カウントダウンのためでなくても冬休みは毎晩、平均二時頃までひたすら英語を訳す機械と化しております。専攻間違えたかなぁ。例年のことではありますが、めでたい気持ちもとくになく、基本的には寝正月です。

一年の計は元旦にあり。マンションのエントランスでお神酒を配るというので、朝九時に起きてお雑煮を食べ、十時頃お神酒をいただくついでに家族四人で初詣に出かけました。徒歩五分くらいの神社。参拝して、おみくじを引いて、そこでもお神酒をいただく。初めての日本酒。今まで飲んだお酒の類の中で、お神酒が一番美味しい。三十分ほどで帰宅して、そこからお節とお雑煮をだらだらと食べる、これぞ我が家のお正月ですね。そこでも日本酒をいただきました。でもやっぱりお神酒のほうが美味しい。あれなんであんなに美味しいの。夜はおビール。二日目も駅伝見ながら朝から飲み始め、夜はチーズフォンデュに白ワイン。とまらない食欲。はてしない熟睡。


一体うちの親は、娘に勉強させる気はあるのでしょうか。いやむしろ試練なのか。なんと厳しい。そして今年ついに、満を持して、元旦に届く年賀状の枚数がゼロになりました。今年の目標「人にやさしく」
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2010/12/20 Mon

お賽銭とご乱心は似てるか否か


便座に腰掛けながらすることベストスリー「壁の模様を鑑賞する」「腹を撫で回す」「手を使った無意味な動き」なんてね、あいだです。

年末っていいよね。二十九日あたりから漂う独特の雰囲気がすきで、だからもうずっと年末だったらいいのにな、なんてね。年始はおまけだよね。引き立て役というかね。

あぁ、今年を振り返りたくてうずうずしてる。鼻血を出して貧血で倒れてた夏が遠い昔のようで、ましてや教習所行ってた春休みはゴミクズのようだ、なんてね。否めない。

ところで年末になると急にポケモンやりたくなるのって私だけかな。ドーパミンってポケモンにいそうじゃないですか。なんてアホか。
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2010/12/12 Sun

おとなはたいへんだ


成人式まであと一ヶ月となりまして、当日着付けをお願いしていた美容室で、髪型やメイク等の打ち合わせをするために、電話で予約を入れまして。本日十時の予約に合わせて、振り袖一式と前撮り写真を持って、美容室に向かったのです。

ところが店は開いておらず、日曜定休日の張り紙。確かに今日この時間に予約したはず……母と困惑していると、ニット帽のおじさんが出てきて「今日定休日ですよ」……いやいやいや、電話では定休日だなんて言われてないし、定休日でも打ち合わせはできるから予約OKしたんじゃないの?お待ちしておりますって言いましたよね?「いや〜俺はお店のことわからないんでねぇ。というか、実は昨晩
泥棒に入られてしまって」えぇ?あっ、確かにドアのガラスが割られてるけれど……大丈夫か、この店!

美容師さんは予約忘れて横浜に行ってしまったそうで、おじさんに連絡してもらうと、「三時に戻りますので、それから」とのこと。せっかく午前一番に予約したのに、何で日曜日丸々潰されなきゃならないのよ。振り袖預かるって言ってるけど、泥棒入られるお店に置いておけません。というわけで、母が別のとこに着付けをお願いしてくれました。私は、約束の守れる大人になろう、と思いつつ、残りの休日を有意義に寝て過ごしました。

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2010/11/24 Wed

茶番の名女優


ご無沙汰しております。実に九月十四日以来の投稿となります。キーボードのある生活および安定期が復活したため、地味に溜め込んだ日記を上げていきたいと思います。日付順に投稿するので、九月十四日の記事からこの記事の間にドンドコ増えていくようすが観測できることでしょう。

この二ヶ月の間に一体何があったのか?ガラリと配置の変わったキーボードに適応することはできるのか?そして「森永ミルクココアを淹れさせたら県央トップクラス」と豪語するあいだの実力とは?


  次回追加予告:「市内だったら三位くらい」


↓この記事の下に随時追加中↓ (最終更新:2010/12/5 十三件目)完了
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2010/11/22 Mon

保守的ギャンブラー


ヨドバシカメラでキーボード選び。パンタグラフ式で、テンキーなしで、キーの配置が変じゃないやつで、2000円以下が理想。しかしキーボードって意外といい値段するのね。正直ナメてた。5000円以上するキーボードがわんさかあって、触ってみてもどこが違うのかさっぱりわからなかった。ヘッドホンみたいに、高い物は音質いいのがはっきりわかるってもんでもなさそうだ。まぁよくわからないけど、高いやつなんてきっと、マイナスイオンが出るとか、百人乗っても大丈夫とか、そんな余計な機能がついてるだけでしょう。シンプルが一番です。

とはいえずっと使うものだし、安い中でもできるだけ良い物を選びたい。熟考の末二つに絞り、おおむね条件を満たしてるけどメンブレン式でキーの位置が微妙なやつが2000円弱、パンタグラフ式で壊れたのとキー配置がほぼ同じやつが3000円弱。でも3000円は高いよなぁ…しかしデザインもこっちのほうがいいし…いやキーの配置なんて慣れれば何でも…いやいや……。三十分ほどうろついたが決められず、とりあえずT君を迎えに行って一緒に見てもらい、事情を説明すると「安いのでよくね?」即決。


そんなわけでキーボードのある生活が戻ってきました。普段は立て掛けておいて、使う時には壊れたキーボードの上に重ねて置いてます。むしろ角度がついて打ちやすくなったかも。ただし入力に慣れるのはまだまだ時間がかかりそうです。Fキーが今までのと大幅にずれてるので、カナ変換の時にいつもF11あたりを押してしまったり。「ろ」と右のシフトキーの間に矢印↑キーが割り込んでいるので、シフト押したつもりがキャレット動かしてたり。あとやっぱりテンキーは偉大だわ。

地味な不便さが積み重なるとイライラして、水でもぶっかけたくなってしまいます。いけない、いけない……。

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2010/11/21 Sun

基盤に篭城


【前回までのあらすじ】

自室のパソコンをアクエリアスが襲う。キーボードは致命傷を負い、数日後に死んだ。保証は効かない。買い換える金もない。私はキーボードの敵を討つため、アクエリアスの待つ魔王城へと向かうのだった。


【今回のおはなし】

中古のVAIO typeMシリーズで、ディスプレイに開閉式のキーボードがくっついてる。閉じると音楽再生モードになる。これがなかなか気に入っていた。この機能は残したい。けれどこのキーボードはもうだめだ。

USBキーボードを買ってきてそのまま挿しただけでは、元からついてるキーボードが邪魔してうまく動かないらしい。調べてみると、このキーボードを本体から引き剥がして使ってる方もいるようだ。でもそれはなんだか寂しい気がして、どうにかならんかとさらに調査を続けると、全部外さなくても、キーボードと本体を繋いでるコードさえ引き抜けば機能しなくなる、と書いてあるのを見つけた。

ST340001.JPG ←このコード。中身は殺風景。

分解の手順はさほど難しくはなかった。ただ、ネジの上にくっついてる目隠しシールが曲者で、右上のは数十分で取れたのに、左上のはその何十倍もかかった。作業時間の九割はこの目隠しのせいだ。だいぶ傷がついてしまった。あとでかわいいシールでも貼ってあげよう。

闇雲にネジを外すとポロリと中身が露になり、いかにも怪しいコード(一本しかコードなかったけど)を引っこ抜いて適当に固定し、逆の手順でネジをしめれば完了。見た目は変わらない。恐る恐る電源を入れてみる。何ら問題なく起動した。リビングのパソコンからキーボードをぶん取って挿してみる。何ら問題なく機能した。元からついてるキーボードは完全に反応しなくなったようだ。閉じると音楽再生モードに移行する機能は、以前と同じように使える。


あとはUSBキーボードを買えばいい。キーボードがダブルになってしまうけれど、鍵盤が二段あるオルガンみたいなノリで、格好良く見えなくもないんじゃないかな。最後に実行犯を慰めればこの件は完了ということで、アクエリアスに脅える生活も終わりということで。みんなも気をつけようね。

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2010/11/19 Fri

センター・オブ・田園


「多摩センター」に違和感をおぼえる。


まずセンターって何なんだ。多摩の中心ってことなのか。中央多摩とかでいいじゃないの。センターってつくと、日本文化センターとか、施設的なものを思い浮かべるけど駅前に多摩センターなんて施設はない。確めたわけじゃないから、地下とかにこっそりあるのかもしれない。駅名になってる時点でこっそりじゃない気もするけど。

これが新宿センターだとか横浜センターなら、カタカナが都会的でおしゃれだと思えるのに、多摩って何なんだ。たまご、たまねぎ、うちのタマ。都会のとの字もない。鼻水アナリスト、くらいのミスマッチ。小田急多摩線。多摩線。たません、たー、で多摩センター。間が抜けてるにもほどがある。


朝の小田急線に乗車中、先の駅で人身事故が起こった。運転見合せで三十分足止めをくらった。振替輸送を行っているとのアナウンスを耳にしたので、動き出した下り列車に乗り換え、町田から横浜線、橋本から京王線を使って行くことにした。一応どちらも乗ったことはある。だけど初めての振替輸送。振替輸送って何?振替乗車券を握りしめて、それっぽいおじさんの後ろを尾行し、まねっこ。「振替輸送」をやると切符を買わずに乗れるようだ。あぁ、そういうことか。少し賢くなった。

小田急ではずっと人と密着していたのに、横浜線も京王線もラッシュなど何処吹く風。朝とは思えない空き具合に内心ビクビクしながら座った。窓から見えるのは見覚えのない景色。なんだか今乗ってる電車が、毎日通ってる学校に辿り着く気がしなかった。私、どこに輸送されてるんだろう。乗客も学生やサラリーマンより主婦やおじさんが多い。途中でおじいちゃんおばあちゃんの小さい団体が乗り込んできて、「いい天気ですなぁ」なんて話してるから、なんかもう熱海にでも着くんじゃないかって雰囲気だった。京王多摩センターの手前でその団体は降りた。よく見るとみんな手に出張パソコン教室のクリアファイルを持ってた。意外とハイカラ。熱海とか言ってごめんなさい。


妙に長い乗車時間がさらに不安を煽る。もうすぐ十時。一限終わるまでに間に合うだろうか。振替乗車券を駅員に渡して改札を出る。十秒歩くと、左手に小田急の改札が見え、目の前には見慣れた景色。あぁ、もう大丈夫。戻ってきた。ほっとする。でもくやしい。「多摩センター」ごときに、安心してしまった自分がくやしい。

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2010/11/01 Mon

反比例マネー



おはよー!


何も書かないうちに十月が過ぎてしまったので十月の日記はダイジェストでお送りします。


 1〜 7日 浮かれる
 8〜27日 風邪、および修羅場(お肉が食べたくなる)
28〜31日 浮かれる(お肉が食べたくなる)


もしも毎日その日の出来事と心境を忠実に綴っていたなら、かなりドラマチックかつファンタジックな読み物ができあがっていたでしょう。とくにあの伝説の巨大マグロと素手で闘ってその日の夕飯(踊り食い)にした件なんかは、それはもう……!まぁ、書きませんけど。


特記すべきことといえば、お肉に想いを馳せてる時間が増したことくらいでしょうかね。体重が比例しないことを祈るばかりです。

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2010/08/31 Tue

we will never die



池袋に行った帰りのこと。

小田急に乗って帰っているとT君からメールが来た。乗り換えの駅まであと三十分。私はちょうど十分ほどで着く。あらまあ偶然一緒に帰ろうぜということになり、JRの改札まで迎えに行った。

常々カラオケ大好きヤローから執拗にカラオケ行こう行こうと誘われていたんだけど、私は頑なに断り続けていた。だけど今日は一時間だけ、ってことで、カラオケ行くことになった。私はメロンソーダ飲んでるから好きなだけ歌ってくれ?……こないだの同窓会で判明したけどT君はかなり歌うまい。あと歌ってる時は一秒たりとも止まってる時間がない。動かないと死ぬのか。回遊魚か。歌うますぎて悔しい。その上、巻き舌もうまいときた。ずるい。喉とっかえてほしいわ。

いろいろ歩きながら話していて、私はうんうんと頷くだけしかできず、将来のことを考えてるうちに、泣きなくなった。頷く度に首が下がる。悩んでるのは向こうなのに、いつの間にか私が励まされていた。目元を拭うと「強くなろうぜ」と肩を叩かれた。上を見る余裕ができると、昼にプラネタリウムで知った夏の大三角形が見えた。こんな街灯の多い場所では、初めはいくつかの明るい星しか見えない。でも首が痛いのを我慢して空を見続けると、ちょっとずつ見える星が増えていくんだ。夏の大三角形ベガ・アルタイル・デネブから、こと座とわし座と白鳥座が見える。見えなくても、その間には天の川があることを知っている。

「綺麗な星空は自然の中でしか見えない」と思い込んでる人は損してる。プラネタリウムみたいに全部くっきり見えるのだけが完璧な夜空じゃあない。その日その時だけの雲の形を楽しむように、その日に見えた星の数を楽しめばいい。見えない星を恋しく思えばいい。それを告げると、同じことを考えてる人がいたとは、と言われた。

二十歳の八月は毎日が台風だった。予告もなく雨が降り、飛ばされそうになるのに、なぜかわくわくする。風に抗って足はくたくただ。もうイヤって叫びながら家に着く。いつもの家が楽園に思える。帰る場所がなかったら台風なんかには一切胸を躍らせたりしないだろう。平気で家を飛び出すから、悪天候もチャンスに思えるんだ。逆境こそ楽しまないと、そんなことわかってるつもりだった。それでも弱気になってしまう時は、また「チャンスじゃねーか」って励ましてくれ。マンションの非常階段で八月を見送る。それでも抗う覚悟はできている。

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2010/08/15 Sun

勇気の重さ



二十歳の夏。TSUTAYAデビューしました。はい、そんだけ。


だけどどうしても記しておきたかったんだ。そんだけのことをさ。



わかるか、きみに。

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