いつの間にか社会人三年目になっていた。
しばらくぶりに「五年日記」を開いてみたら、
今日書く欄の二つ上、2013年の日記には
新卒研修のワクワク、ハラハラが書かれていて、
今は失われているフレッシュさが詰まっているんだけど、
でもそんなに懐かしくないなぁなんて。
あの頃、一緒に過ごした同期のほとんどが、
2013年5月を最後に会っていないんだけど、
全然「しばらく会っていない」って気がしない。
でもよく考えたら「二年も会っていない」んだなぁ。
あの頃、中学一年生だったとしたら、
今は中学三年生の春なわけで、
それってもう先輩風吹かすのにも飽きて
引退試合と受験勉強を控えて意外とどっしり落ち着いてる頃で。
歳を重ねると時の流れが早くなるとは言うけれど、
ここまでの二十五年間の長さと、
これから五十年間の長さがイコールくらいになりそうなほど
怖いような勢いで加速している。
すっかすかの人生をせっせと埋められるほど、
大人になれていないのに、時は平等。